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コインチェック事件で「100万円」をパーにしかけた漫画家の告白

僕の不幸は「蜜の味」
片倉 真二 プロフィール

一番しんどかった時期

こんなことばかり書いていると、僕がこの騒動中、ずっと明るく、エネルギッシュに動いていたようですが、さすがにそんなことはありません。じつは、事件が発生してから2週間ほどが一番しんどかった時期でした。

うちには当時ネコが5匹いたのですが、中でも「はむやん」は15歳でした。人間でいうと、もうおじいちゃんです。

その「はむやん」が、コインチェック事件の2日後の定期検診で糖尿病と診断されました。もともと腰痛持ちだったので下半身には気を払っていましたが、糖尿病の診断をされた日から、突然よちよち歩きになってしまいました。

我が家で一番ストレスに弱い子だったので、病院にはもう連れて行かずに、家で見守ろうと。

*当時の「はむやん」の様子(筆者公式ブログより)

「はむやん」が糖尿病と診断された日の夜、奥さんが急にお腹がいたいと苦しみ出して。薬を飲んだらいったんは落ち着いたのですが、やっぱり痛いと。そこで病院に連れて行ったら、盲腸ですといわれ、急遽、入院することになりました。

 

「はむやん」のことと奥さんのことが重なって、この時期はさすがにしんどかったですね。

うち、普段は奥さんがネコの細かいケアをしているんです。彼女が1週間入院してたので、その間は僕が見よう見まねで世話をして。コインチェックについては、今はもういいよ、みたいな。

奥さんが退院して帰ってきてから数日後、「はむやん」は家で息を引き取りました。このとき、気持ちに一区切りがついたように思います。