妻が羽生結弦の「追っかけ」になった夫の苦悩~一体いくら使うのか…

グッズだけで数十万…?
週刊現代 プロフィール

本誌は、平昌の試合会場で、羽生の顔写真がプリントされたパーカーを身にまとい、ひときわ大きな声援を送っていた女性に声をかけた。

専業主婦の大栗朋子さん(52歳・仮名)だ。'12年、羽生が初めて出場した世界大会の映像を見て「ユヅル愛」に目覚め、以来6年間、世界中で羽生を追いかけ続けてきた筋金入り。「ユヅリスト」の間でも知られた存在だ。

「ユヅルのために買ったプーさんの数ですか?うーん、100個は超えてるかな」

この日、朋子さんが羽生に投げ入れたプーさんのぬいぐるみは、ディズニーの公式ストアで5000円前後で売られているもの。足のウラの部分に日付と名前の刺繍を入れることもできる。

「いつも大会の日程が出るとすぐ予約して、本番当日の日付と、For Yuzu From Tomokoという文字を入れてもらいます」(朋子さん)

 

さらに、プーさんだけでは「他のファンと差別化ができない」と、近年はオリジナルグッズを作り、持参しているという。

「今日着てきたパーカーをはじめ、うちわやノートなど、あらゆるものに、ユヅルの写真をプリントしています。こういうグッズだけでも年間20万~30万円はかかっている。

それから、5月から9月の公式戦がオフの時期には、ユヅルの練習拠点のカナダに行ったり、出場するアイスショーも観に行くので、ユヅルに割いているおカネは年間で300万円はくだらないですね。

もともと、私の母が亡くなった際の遺産で賄っていましたが、それも底をつき、いまはコールセンターのパートで月々12万円ほど稼いでいますがとても足りず、残りは夫の給料から捻出しています」

Photo by GettyImages

朋子さんの趣味のために毎年、150万円ほどが目減りしていく状況に、夫の悟さん(55歳・仮名)は頭を抱えている。

「名前入りのプーさんといっても、リンクに投げ入れたらすぐに回収されてしまい、羽生くんの手元に届かないわけでしょう。それだけで1回5000円というのは、いくらなんでもねえ」