20代女性と早朝ゴルフで「暴走ひき殺し」超有名弁護士・78歳の転落

この後、彼は一体どうなるのか
週刊現代 プロフィール

ゴルフも車も飛ばす

検事時代の緊張感から解放されて、悠々自適な毎日を送っていたのだろう。もちろんカネには困っていなかった。検事を退官した後の'03年分の納税額は約3427万円。推定年収は1億円前後にもなる。

'04年以降も、いくつもの企業の顧問や社外取締役を務め、ビジネスホテルチェーン「東横イン」の取締役会会長にも就任していた。

また、堤義明・元西武鉄道グループオーナーや水谷功・元水谷建設会長、消費者金融・武富士の創業者一族の弁護人だったこともある。収入は膨れ上がっていたことだろう。

「週末は愛車のレクサスLS500のハンドルを握ってゴルフ。千葉や茨城の名門コースがお気に入りでした。石川さんは165cmほどで小柄ですが、仲間内でドラコン賞を獲るほどの飛ばし屋で、ときにはカートを使わず、コースを歩いて回るほどいまも元気でした。

車のほうも飛ばし屋で、高速道路でけっこうスピードを出して前の車を抜いたり、同乗者がヒヤッとする場面もあるそうです。自分で運転して、地元・山口まで帰省したこともあったと聞いていますから、運転には自信があったのでしょう」(前出・石川氏の知人)

Photo by iStock

石川氏の健康状態は良好で、認知症の兆候もなかったという。しかし、体力や認知能力に問題がなかったとしても、78歳は運転免許の自主返納を考える年齢である。

家族はどう考えていたのか。本誌は鎌倉にある石川氏の自宅を訪ねたが、夫人はインターフォン越しにこう答えるのみだった。

「すべて弁護士さんに任せておりますので……」

 

石川氏の代理人を務める、同じ法律事務所の小林正樹弁護士はこう語る。

「持病などはありませんでした。いまは入院中ですが、意識も明確ですし、会話もできます。病状の回復を待って事情聴取を受ける予定です。

まずは身体を治すことが第一ですので、私も込み入った話はまったくしておりません。また被害者の方の状況ですが、もちろんお亡くなりになったことは石川も把握しております。

被害者の方を心配されていますし、ご遺族の方を含め非常に心痛を持って受け止めております」