20代女性と早朝ゴルフで「暴走ひき殺し」超有名弁護士・78歳の転落

この後、彼は一体どうなるのか
週刊現代 プロフィール

退官して生活が派手に

亡くなった堀内さんの妻は事故の翌々日、気丈にこう明かした。

「主人は本当なら事故の数時間後には退院の予定でした。現場近くのコンビニで買い物をした直後だったようです。車にはマカロニサラダがついていたと聞きました。もうすぐ退院なのにどうしても食べたかったのかな……。

警察からは『アクセルとブレーキの踏み間違いだった』としか聞いていません。車にはドライブレコーダーがあったそうで、調査中とのことでした。

いまは警察からの報告を待つしかありません。加害者の家族からは連絡はないですね。子供は中学生と小学生の二人います」

Photo by iStock

自分の年齢の半分にも満たない働き盛りの男性の命を奪った罪はあまりにも重い。加害者の石川氏は命に別状はないが、右足の甲を骨折して、全治6ヵ月の診断で現在は入院中である。

「本来ならば石川氏は過失運転致死容疑でその場で逮捕されていたでしょうね。回復を待って、事情聴取が行われる予定です。事の重大性を考えれば退院後に逮捕もありうるでしょう。

現場で本人は運転ミスではなく、『車がおかしくなった』と主張したそうですが、それは事故車を分析すればすぐに分かることです」(全国紙社会部記者)

元特捜検事にもかかわらず、石川氏は往生際が悪い。被害者への気遣いも足りない。事故は華麗な経歴ゆえの慢心が引き起こしたものだったのか。

石川氏は地元・山口県の工業高校を卒業後、中央大学法学部に進学。在学中の22歳で司法試験合格。検事任官後は東京地検特捜部長、東京地検検事正、名古屋高検検事長などの要職を歴任した。

特捜部時代には、ロッキード事件、平和相互銀行事件、撚糸工連事件など数々の事件を手がけ、金丸信・自民党副総裁や中村喜四郎・元建設相の逮捕でも検察幹部として指導的な役割を果たした。カミソリと称され、政財界を震え上がらせた、まさにスター検事だった。

 

「特捜部時代は仕事の鬼で、趣味はたまにテニスをするぐらい。ゴルフをする時間なんてなかった。

ところが、特捜部から地方に異動して、時間ができたときに車の免許を取り、ゴルフを始めた。それ以来、ゴルフと車にのめりこんでしまったんです」(石川氏の知人)

'01年に62歳で退官し、東京・赤坂で弁護士活動を開始すると、生活はさらに派手になった。

「本人が『これからが自分の青春だ』と話していました。夜は銀座のクラブをハシゴして、タクシーを呼んで最後は自宅のある鎌倉まで帰る。これがパターンでした。

もっとも、酒が好きなわけではなく、口に含む程度で酒の場が好きなだけ。ダンディな雰囲気で難しい話はせずにバカ話をする。

ホステスに頼られて、男女のトラブルを解決したこともありました。当然、モテていましたよ。チヤホヤされるのが楽しくて高級クラブに通っていたのでしょうね」(知人)