旦那の「発達障害」が原因で離婚も考えた異宗教婚夫婦のドタバタ

信仰の違いよりもハードルが高かった
露の 団姫 プロフィール

会社員も必見!? 発達障害の人と生きるコツ

ではここで、発達障害を持つ人とともにイキイキ生きるコツをいくつかご紹介させていただきます。

① 相手と自分は「違う乗り物」だと思う
「私」が「新幹線のぞみ」ならば、「発達障害の人」を「新幹線こだま」ととらえる人がいます。しかし、同じ新幹線だと思うから歯がゆいのであって、発達障害の人を別の乗り物、つまり「自動車」や「飛行機」ととらえると良いでしょう。新幹線と自動車と飛行機では、構造も働きも行先も違いますが、どれも世の中にはなくてはならないものなのです。

② 自分の気持ちはハッキリと、具体的に伝える
発達障害の人は相手の顔色を伺うことが苦手です。だからこそ、怒っているときは態度で示しても伝わりませんので、「私は今、こういう理由で怒っています」とはっきり言葉にして伝えます。喜びや悲しみに関しても同様、「察して」という態度を示して気づいてもらえないのでは、自分がつらくなるだけです。

③ 苦手なことより得意なことを
得手不得手の幅が広い発達障害の人には、苦手なことより得意なことをどんどんしてもらいましょう。苦手なことを1伸ばす力があれば、得意なことは10伸びます。

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④ 会話への参加のきっかけを作る
会話が苦手、話すきっかけがつかめないのも発達障害の特徴です。だからこそ「それで、あなたはどう思う?」と、ダイレクトに会話を投げかけてください。話が続けなければ「……って、オチないんかい!」とツッコめば、それで済む話しです。

⑤ 「なんで?」をやめる
「なんで?」と言いたくなることは、日常茶飯事です。しかし、それは「自分こそが正しい」と思っているからこそ出てくる言葉なので、世の中にはいろんな人がいて、いろんな答えがある、と考えてみてください。そうすれば、より広い心で接することができるはずです。

 

今の夫の夢にズッコケ

先日、夫に「小さい頃の将来の夢はなんやったん?」と聞いたところ「結婚することが夢でした」と返ってきました。正直、「(え……太神楽をやりたかったとか、そういう話しを聞きたかったんやけど……)」と思いましたが、夫の思考パターンであれば十分にあり得る回答です。

そこで、「じゃあ、結婚するという夢は叶ったわけやから、今の夢はなんなん?」と質問の仕方を変えてみました。さあ、なんと答えるのか。私は今度こそ夫の太神楽曲芸師としての夢を聞けると思っていました。するとその答えは…

「離婚しないことです」

これには思わずズッコケ。もう、笑うしかない毎日です。

空気を読めないのも、こだわりが強いのも、独特の思考も、すべて夫にとっては大マジメなこと。発達障害を持つ夫と暮らすコツは、その特徴を楽しむことだと考えています☆

尼さん妻・露の団姫とクリスチャン夫・豊来家大治朗の、ドタバタ異宗教結婚生活! 夫婦最大の壁は宗教の違いではなくて発達障害だった! 結婚後に発覚した夫の発達障害、二人ならではの乗り越え方とは? 宗教ギャグ満載、神様も仏様も大爆笑の夫婦エッセイ!