ADHDの子を持つ親を悩ませる「汚部屋」「忘れ物」という死活問題

ホント、参っています…。
かなしろにゃんこ。 プロフィール

ルール整備と工夫で乗り切る!

息子だけでなく夫も物を管理することが苦手な我が家。私の画材や、家族で共有しているハサミやピンセットなどの道具は、誰かに持っていかれたまま行方不明になることがよくあります。

ハサミはもう何回買い直したかしら……トホホ。

そこで我が家の対策として、“私が物の定位置を決めて、そこに必ず戻す”というルールを決めました。物の場所をハッキリ決めれば、その位置に物が長時間無いときに気がつきやすくなるからです。早めに気がつけば、「ハサミを使った人は、今すぐ戻してね」と促すこともできますからね。

 

それだけでなく、「お母さんアレはどこ?」といちいち聞かれないで済むというメリットがあるので、とっても便利です。

また、物を置く位置を変更するときは、息子と夫にも新しい位置を確認してもらうようにしています。

家の中でルールを整備して、家族みんなが認識して守る。我が家ではこうすると何かと時間のロスが少なく、ケンカも減りました。

実は私も、結婚するまでは物の管理が上手ではありませんでした。しかし、息子のような特性の子と暮らしてみて「きちんと管理しなきゃ!」と気づかされ、できるようになったのでした。

オシャレで便利な対策グッズ!?

私が克服できたとしても、私と息子は別の人間。ADHDの人の注意欠陥は治るものじゃありません。息子の「ウッカリ忘れた! 無くした!」は今後も、一生続くでしょう。だからこそ、自分で暮らしやすい物の管理の工夫を考えていく必要があります。

息子の物の管理で工夫したといえば、財布をゲームセンターのゲーム機の上に置いたまま帰宅したことがありました。パニックになっていた息子を見て、「とうとう命の次に大事な物やりやがったな…。コレがもし会社員で、大事な書類だったらどうなるんだろう……」とブルったことがあります。

結局、財布は小銭しか入っていなかったためか、探しに行ったらゲーム機の上に置かれたままになっていました。盗難やいたずらなどはされずに済んで、日本の治安の良さに改めて感動したものです。

小さいころは、紛失防止のために首から下げるタイプのお財布を持たせていましたが、「さすがに中学生にソレでは痛いかも…」と思って、普通の財布にしたらすぐにこの惨事ですよ。まったく。

そこで、ヤング(死語?)な洋品店に売っている“カッコイイチェーン”をプレゼントしました。それで財布と鍵をズボンに繋ぐようにしたら、すっかり無くさないようになりました。

ちなみに私は、今の今まで「みんなもおっちょこちょいで財布無くすから、無くし物対策グッズでチェーンが売ってるんだネ ♡便利便利 ♡」と思っていましたが、違うんですね。ファッションアイテムなんですね(笑)。この原稿の打合せで編集さんに指摘されて、初めて知った母でした。。

次回は、我慢できない息子の金銭感覚についてお話しさせていただきます~。

編集:森祐子

※マンガは私がポータルサイトLITALICO発達ナビ」に描いているコラムや、電子書籍『かなしろにゃんこ。のマンガ絵日記 ADHD息子の育て方』(Gakken、アマゾンで購入可能)からアレンジして掲載させていただきました。こちらにもいろんなエピソードを描いていますので、よかったら見てください!