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地域や世代を超えた「フラットな農業コミュニティ」をつくりたい

新入社員に長靴を薦める社長の想い

高橋CEOは、農業支援に取り組み、大地と直にふれあうことで、TSTCのビジネスの「原点」に立ち返ることができるという。

「普段の私たちは、タバコ販売店やコンビニエンスストアなど、街中で仕事をすることが多いので、ともすると自分たちが扱っているタバコという商品が『土から生まれた農作物』であるということを忘れがちです。STLの活動は、自分たちが扱っている商品は大地で育まれるものだということを、改めて思い出させてくれます」

農家のコミュニティを作りたい

昨今は、企業の社会的責任(CSR)という見地から、ボランティア活動や環境保全活動に取り組む企業が多い。しかしTSTCという企業にとって、「大地にやさしい農業」を支援することは、ボランティア活動ではなく、いまや本業と同じくらい重要な「使命」となっている。

「私たちはSTLを『コーポレートミッション』と呼んでいます。というのも、タバコという農産物を扱う私たちのビジネスは、豊かな大地がなければ成り立たないからです。

大切な大地に責任を持ち、健全な姿で次の世代に受け継いでもらうことが弊社の理念。STLは、その理念が具現化したプロジェクトなんです」

スタート当初はわずか数戸だったSTLの参加農家数も、現在は60戸を超えた。プロジェクトに対する各農家の意識も変わりつつあるという。

「農作物の買い取り支援を中心としていた発足時を第1ステージ、新規就農のサポートを始めた時期を第2ステージとすると、現在は第3のステージに入ったと考えています。

というのも、参加農家のみなさんが、自発的に様々なアイディアを出し合うようになったんです。たとえば、ある農家さんは『獲れた野菜をスティックにして売り出そう』と考えたんですが、一人でやっても品種が少ない。そこで、他の参加農家を誘って、いろんな野菜を使った『べじた棒』という野菜スティックを商品化しました。

私たち運営側が一方的に支援するのではなく、STLという『場』そのものが、参加農家が自律的に交流し、農業に関する情報交換を行い、ビジネスを生むコミュニティに成長しつつあるんです」

有機農法などを志す農家は、もともと数が少ないこともあり、どうしても「孤独な闘い」を強いられがちだ。そうした農家にとって、志を同じくする仲間に出会い、切磋琢磨できるSTLは、いまや貴重なコミュニティとなっている。

スタートから8年目を迎え、さらなる盛り上がりを見せるSTL。今後はどのような展望を抱いているのだろうか。

「将来的には、参加農家の数を今の3倍くらいまで増やせればいいなと思っています。ただ、人数が増えると、そのぶんお互いの顔が見えにくくなる恐れもあります。あまり無理はせず、参加者みんなの顔が見える範囲でゆっくりと大きくしていきたい。

まだまだ大きなムーブメントとは言えないかもしれませんが、『大地に責任を持つ』という思いを持った農家さんが確実に増えていることを、これからも発信していきたいですね」

焦らず、急がず、しかし着実に。「SHARE THE LOVE for JAPAN」の思いは、これからも広がってゆく。

                   (取材・文:平井康章、写真:丸山剛史)

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