安倍総理が恐れ、小池百合子は泣きついた「永田町最後のフィクサー」

この国の裏も表も知り尽くす男
週刊現代 プロフィール

例えば、去年の10月の衆議院総選挙。自民党本部が山梨2区で二階派の長崎幸太郎君の出馬を認めただろう。あれではもともと推薦をもらって出馬していた岸田派の堀内詔子さんが困るよな。二階さんも力があるからって、ちょっとやりすぎだった。

だから俺が現地に入ってひっくり返したんだ。長崎が勝つと言われていたが、蓋を開けてみたら堀内が勝った。

あのとき、自民党本部は二階さんを通じて公明党に「長崎さんを頼む」と言っていたんだ。だから俺は公明党をひっくりかえす役割を果たした。

都知事選のときには小池百合子からも電話がきた。実は当時、俺は腰を痛めていて、車椅子に乗るほどだった。そんな状態だったから夜、薬を飲んで早く寝ちゃおうと思っていたの。

そうしたら23時40分頃だったかな、携帯が鳴ったんだ。相手は小池百合子だった。「先生、助けて」と。「(自民党内では)誰も私を助けてくれない」って言うんだ。

「どうしたらいい?」って聞いたら、翌日に新宿西口で街頭演説するからそこに来てくれないか、ということだった。しょうがないから街頭演説しに行ったよ。

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自民党からは「先生、小池の応援はやめてくれ」って言われたな。森(喜朗)さんもわざわざブラジルから電話してきて「小池の応援はしないでほしい」って。

でも小池は「応援してくれ」って言ったんじゃない。「助けてくれ」って言ってきたんだ。男だったら助けないわけにはいかんだろう。もし小池が「応援にきてくれ」なんてお願いをしてきたら行かなかったね。