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日本一のバーテンダーが、福島「未来のワイン」を飲んでみた

いつの日かワイン王国になるために②

提供:三菱商事

⇒前編【果樹王国・福島が取り組む「未来のワイン」】はこちら

福島県生まれの果実酒の味わいは…?

「他の産地のシードルと飲み比べたりもしますけど、私はずっと郡山で育ってきたせいか、地元の味、福島の味が反映されているような気がします。ドライな感じでもなく、かといって甘過ぎもしない優しい味がいいですね」

福島県産のリンゴ「ふじ」を100%使用した「CIDRE 2016」の味をそう表現したのは、郡山市の農林部園芸畜産振興課主幹兼課長補佐の箭内勝則さん。

箭内さんは、東日本大震災からの復興支援活動を行っている三菱商事復興支援財団が福島で果樹農業の新たなビジネスモデルを創るために建設した「ふくしま逢瀬ワイナリー」と、地元の果樹農家との橋渡しをしてきた人物だ。

東北新幹線郡山駅から県道6号線を車で猪苗代湖方向に約30分。昔ながらの田園風景が広がる郡山市逢瀬町にふくしま逢瀬ワイナリーが完成したのは2015年10月のこと。翌2016年からフルーツ王国福島県の美味しい果物を原料としたお酒の販売を始め、2020年には地元・郡山産ブドウによるワインの本格的な製造・販売を目指している。

「CIDRE 2016」の他、現在ふくしま逢瀬ワイナリーで造っているお酒は、会津若松産のマスカット・ベーリーAを使ったロゼのスパークリングワイン、福島県産の桃「あかつき」を原料としたフルーツブランデーをベースにしたリキュール「OUSE PECHE」(逢瀬ペシュ)、そして福島県産の梨「幸水」と「豊水」のフルーツブランデーをベースにしたリキュール「OUSE POIRE JAPONAISE」(逢瀬ポワール ジャポネーズ)の4種類。いったいどのような味なのか気になるところだ。

左からロゼのスパークリングワイン、シードル、「OUSE PECHE」(逢瀬ペシュ)、「OUSE POIRE JAPONAISE」(逢瀬ポワール ジャポネーズ)

日本一のバーテンダーはどう評価する!?

そこで今回、お酒のプロであるバーテンダーに「OUSE PECHE」と「OUSE POIRE JAPONAISE」を飲んでもらい、味の特徴を生かしたカクテルを作ってもらうことに。

お願いしたのは、プロフェッショナル・バーテンダーズ機構(PBO)「全国カクテルコンペティション」で最優秀バーテンダーとなるモスト・ヴァリアブル・バーテンダー(MVB)を受賞した経歴を持つ、東京は国立市のバー『Gemstone(ジェムストーン)』のバーテンダー、高野亮さんと川島健太郎さんだ。

まずは、お二人にストレートで飲んだ感想を聞いてみた。 

「素材の味がしっかり出ていて、すごく大事に、かつ丁寧に素材を生かして造ったことがわかります。あまり甘くすると素材の味が消えてしまうので、甘みを抑えることで『そのまま飲んでもらいたい!』という作り手の思いが伝わってきますね」(高野さん)

「正直に言わせてもらうと、この酒単体でそのまま飲んでいただいたほうがいいと思います。バーテンダー泣かせのお酒ですよ(笑)。桃、梨からオー・ド・ヴィー(=ブランデー)を作るってすごいことなんです。普通、こういう作り方はしませんから」(川島さん)

「フルーツ系のリキュールは、中性スピリッツやウォッカなど無味無臭のお酒に桃や梨を漬け込んで、味と香りを移らせる製法が一般的なんです。でも、これは桃や梨を発酵させてお酒にして、それを蒸留してオー・ド・ヴィーを造り、そこからリキュールにしています。間違いなく美味いですよ、ベースからきちんと造っているんですから。海外ではなかなかこういうお酒は造れないと思います。非常に日本的な上品さが出ています」(高野さん)

「ベースからその素材で造るっていうのはリキュールではなかなかないんです。実際にどんなふうに造っているのか、ワイナリーを見に行きたくなりました」(川島さん)

お二人にそう絶賛された逢瀬ワイナリー産のリキュール。このお酒の楽しみを広げるために、作ってもらったカクテルは以下の通りだ。

●「OUSE PECHE」で楽しむカクテル

『桃花』

 桃の花をイメージしたカクテルです。桃のリキュールの良さを消さずに味わってもらいたいですね。最後にほのかに鼻を抜ける桃の香りも感じてもらえればと(高野さん)

桃の芳醇な香りがなんとも華やかなカクテルだ

材料(1杯分):
OUSE PECHE……45㎖
フレッシュザクロジュース……15㎖
シュガーシロップ……1Tスプーン
発泡性日本酒……適量

作り方:
「OUSE PECHE」とフレッシュザクロジュース、シュガーシロップをシェイカーに入れてシェイクして、シャンパングラスに注ぐ。最後に発泡性日本酒を満たす。今回は福島・会津の『微発泡酒 ぷちぷち』(末廣酒造)を使用

●「OUSE POIRE JAPONAISE」で楽しむカクテル

『はじめ』

「OUSE POIRE JAPONAISE」に、米を原料にしたウォッカを合わせました。お侍の凛とした姿をイメージしたお酒なので、福島に縁があり、自分が好きな新選組の斎藤一からカクテル名を命名しました(川島さん)

梨のさわやかな香りとやさしい甘みがふわりと広がる

材料(1杯分):
OUSE POIRE JAPONAISE……30㎖
国産ウォッカ(米原料)……30㎖

作り方:
1対1でシェイカーでシェイクして混ぜるだけ。今回は、世界でも珍しい米を原料に使用した国産ウォッカ「奥飛騨ウォッカ」(奥飛騨酒造)を合わせた。

今回使ったお酒は……

左から「OUSE POIRE JAPONAISE」(逢瀬ポワール ジャポネーズ)、「OUSE PECHE」(逢瀬ペシュ)。上品なボトルデザインは、ギフトにもピッタリだ

「OUSE PECHE」
福島県産の桃「あかつき」を低温発酵後、銅製釜で蒸留したフルーツブランデーがベースのリキュール。蒸留により引き出される桃の芳醇な香りや、甘味のある濃厚な果実感と、ハーブのまろやかな味わいにより、一層桃の華やかさが楽しめる。

「OUSE POIRE JAPONAISE」
福島県産の梨「幸水」と「豊水」を低温発酵後、銅製釜で蒸留したフルーツブランデーがベースのリキュール。蒸留により引き出される梨のさわやかな香り、瑞々しい甘味、程よい酸味とハーブのまろやかな味わいにより、梨の豊かな風味が楽しめる。

教えてくれたのは……

バー『Gemstone』の高野亮さん(左)、川島健太郎さん(右)

高野さんは2014年、川島さんは2015年に、PBOの全国バーテンダーズコンペティションで最高点を獲得し、MVBを受賞。トップクラスのバーテンダーが二人も在籍するバーは珍しい。
お店URL:https://ameblo.jp/gemstone2003