ADHDの息子に社会常識を教えるために使った「意外な方法」

まるで宇宙人に諭すように…
かなしろにゃんこ。 プロフィール

チャンスを逃さず道徳の授業開講!

発達障害の特性で、息子は自分以外の人の気持ちを考えることが苦手です。ですから我が家では、何か問題が起こったときに「今だ!」とばかりに“道徳の授業”を開きます。その出来事に意識が向いているうちに、息子の気持ちや相手の子の気持ちをねちっこく話し合わないと、認識のズレを修正できませんから。

発達障害がある子は、「わざと悪さをしている」などと誤解されることがよくあります。でも、多くの場合は息子みたいに、

「この年齢だったら、この程度の一般常識は理解しているだろう」

という普通レベルに達していなくて、意外と何も分かっていないんですよね。
自分以外の人に興味がないので、他の人の所作を考察したり取り入れたりしませんから、認知にズレが出ているんじゃないかと思います。

私の著書『うちの子はADHD 反抗期で超たいへん!』でも描いていますが、中学生になった頃に、“真夜中に大音量で音楽を聴いてしまう”というトラブルもありました。

このときも、息子の言い分を聞いてみると、「音楽というのは、自分が心地よく感じる音量で聴いていいものだと思っていたから」という主張で、近所迷惑には全く考えが至っていませんでした。

そんな息子にポカ――ン=☆

 

夜は静かだから、音が響くこと。近隣から聞こえてくる騒音は、不快なものであること。この時間は寝ている人がいて、大きな音は眠りの妨げになること。

中学生にもなって、そういう常識を何ひとつ知らなかったことが分かりました。

他人に興味がない息子は、常識を知らないどころか、

「そんなの気にしたことねーよ」

とか言うんですよ!?ガックリです(涙)