韓国の愛人を三日監禁・性的暴行した71歳アウト老(アウトロー)

財力にモノ言わせ援助するも裏切られ…
高橋 ユキ プロフィール

天下取った気持ちでわがままいっぱい生きてきた

Aさんは松山のことを調書で「10年以上暴力を振るわれ、精神的に辛かった。妹と私の20代はめちゃくちゃになった。二度と近づかないでほしい」と語ったが、突然のAさんの結婚について松山は言い分があったようだ。被告人質問で延々と語るのだが、聞いても意味がわからなかった。

photo by iStock

「平成23年に焼肉屋をやると儲かったんで、そろそろ(Aと)一緒になって暮らそうか、タネないんで養女でももらってと、この年に女房と別れて彼女と一緒になる話をしました……そのときにリーマンショックが起こり、焼肉屋も狂牛病騒ぎで……母が子宮ガンになったと言って妹と韓国に帰ってしまい……キムという恋敵みたいな人の式に行った時に『結婚できなくてかわいそうね』と言われて泣いて帰って来た……『形式的な結婚式だけでもしたい』というので翌年にオーストラリアの人間と結婚させて、費用も全部出しました、費用は800〜900万ぐらいかかった……ビザカード作ってあげて、毎月50万援助してあげると言って……(延々と話が続く)」

話が長く、あちこちに飛ぶ。典型的な高齢被告人のトークスタイルである。おそらく松山としては、Aさんが周囲を見返すために形だけの結婚式をすると思って様々な援助をしたという認識だったのか。しかし、この結婚式の日にAさんの友人から「ふたりは1年前に出会って恋愛結婚した」と聞かされたことで、怒りに火がついた。

 

学校に行かせて「あげて」支援をして「あげて」いたAさんから、都合よく利用されていたことを認識し、プライドを傷つけられたのだ。最初はお互い割り切り済みの愛人関係だったのに、いつしか松山だけが淡い夢を抱いていたのか。

「社長で、天下取った気持ちで、わがままいっぱい生きてきた……(延々と話が続く)」

年を重ね自信も増してゆく一方で、自身の肉体的な衰えも肌で感じていたところ、愛人の裏切りを知り、アウト老となった松山。被告人という立場になっているのに、法廷でも自慢話をやめられず、論告で検察官から「経済的な援助を強調し、金を出せば何をしても良いと思っている」と非難されていた。Aさんに彫った11個の「日」の刺青は「11年間一緒にいたから」という理由だったからだそうだ。

ボケる・トボける・シラをきる。法廷で繰り広げられる、アウトな高齢犯罪者―“アウト老”たちの知られざる実態!超高齢化社会・ニッポン―これはもはや他人事ではない!
編集部からのお知らせ!

関連記事