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何回かき混ぜるのがいいのか…医学的に正しい納豆の食べ方を教えよう

食べるなら朝なのか、夜なのかも…

賞味期限が切れても大丈夫

まず、どのような納豆を選べばいいのか。医学博士の須見洋行氏はこう提案する。

「大粒の納豆と小粒の納豆がありますが、小粒のほうがいいでしょう。というのも、粒が小さいほうが発酵しやすく、納豆独自の栄養を豊富に含んでいることが多いからです。

一方、大粒のものは小粒に比べ発酵させるのが難しく、商品によってはうまく発酵できていないことがあります。ごはん粒の大きさに近い小粒のものを選ぶことをお勧めします」

ひきわり納豆と普通の納豆では、ひきわり納豆のほうが表面積が広いため、納豆菌が多く付着し、ビタミンB2などが普通の納豆よりも多く含まれている。

納豆を店頭で購入し、家に持って帰った。次に気にすべきは、食べる「タイミング」だ。購入してからどれくらいの日数が経って食べるのがいいのだろうか。

管理栄養士の麻生れいみ氏はこう話す。

「納豆は買って来てから少し時間を置くと、熟成しアミノ酸が増えてうまみが強くなります。好みによりますが、買ってすぐ食べるよりも、賞味期限に近いほうがおいしく食べられます。

保管は冷蔵庫で行ってください。常温で保存をすると、一気に納豆の『再発酵』が進んでしまい、すぐにアンモニア臭が強くなったり風味が消えたりして、『食べ時』を逃しやすいのです」

 

納豆と言えば発酵食品の王様だが、賞味期限は大体1週間程度。賞味期限が切れてしまったものを食べても問題はないのだろうか。

前出の須見氏が言う。

「賞味期限が2~3日切れていたとしても十分食べられます。また、賞味期限から数ヵ月経っても食べられることは食べられます。納豆菌は非常に強力なので、ほかの雑菌が侵入することを許さないためです。

ただ、干からびてしまい風味も味もあったものではありませんから、さすがに食べることをお勧めはしませんが……」