Photo by iStock

ADHDの息子の「スゴすぎるクセ」にどう向き合うかという大問題

どうにもグチが止まらない

発達障害のADHDがある息子「リュウ太」との人生を振り返るこの連載。前回は激しい思い込みで、失敗が多いお話をさせていただきました。

うちの息子は“天然”といえば聞こえはいいですが、お笑い芸人の千鳥のノブさん風に言うと「性格のクセがすごい!」んです。このクセがすごい息子の操縦は、一筋縄ではいきません。

毒を出しきるまでグチる!

私は漫画家なので、息子が学校に行っている時間帯は自宅でマンガやイラストの仕事をして過ごしています。

 

落ち着きのない息子がいない時間は、作業がはかどります~♪ルンルン♪

しかし…息子が学校から帰ってくる時間になると、気分はドヨ~ン。

なぜかって?

もちろん、「子どもが居ると仕事がはかどらないから」というのもあります。
でもそれ以上にとてもイヤなのが、「グチを延々と聞かされること」です!

漫画

ADHDの特性なのか、息子は生まれつき気性が荒い子でした。そのため、小学校のころから人間関係のトラブルが絶えません。3日に1回は、トラブルを抱えて帰宅するんです。

イヤな出来事があった日は、帰宅した瞬間に分かります。

まず玄関に入るなり、カバンを砲丸投げのように放り投げるのです。それから、埃だらけの制服のままで床に転がります。そして足を床に“ドン!ドン!”と叩きつけながら、

「マジうっぜ―――!死ねよ!消えろカスが!」

と、誰に対してか分かりませんが罵詈雑言。とにかく毒を吐ききるまで、息子のグチは止まらないのです!

そんなときの息子は負のオーラに包まれていて、その負のエネルギーは同じ空間に居る私にも移ってきます。折角調子よく仕事がはかどっていても、こうなると続ける気分ではなくなってしまうんですよね~。

仕方なく恨み節のきいたグチを聞いてやってると、「お前のほうがマジでウザいわ!!」と怒鳴りたくなります。

大人ですからそこをグッとこらえて、「体から毒を出しきって、立ち直るのを待とう!」とグチを受け流してあげることにしていました。

すると、

「ちょっと聞いてる?……ねぇ!?マジでムカつくよねー!」

と、まさかの巻き込み事故に発展!勘弁してくれ~!