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あの島耕作も参入!「馬主の世界」は実はこんなに魅力的だった

どうやったらなれる?いくら稼げるの?

提供:エイチーム

馬主になる条件、ご存じですか?

自ら手塩にかけて育てた愛馬が苦難を乗り越え、ついにG1レースで勝利する――。
そんな競馬ファンの夢を叶えてくれるのが、エイチームのスマホ用ゲーム「ダービーインパクト」(ダビパク)だ。

昨年の有馬記念を制し引退したキタサンブラックや、オルフェーヴルディープインパクトといった強豪馬や、武豊などの人気ジョッキーが実名で続々と登場。全国各地の競馬場も忠実に再現された、900万ダウンロードを越える人気の競走馬育成ゲームだ。

ダビパクに参加するプレイヤーは「馬主」となり、愛馬の生産から育成・調教、レースにチャレンジするまで、様々な経験を積んでいく。調教メニューや騎手選び、出走するレース選びなど、その内容は極めてリアルなため、ゲームを進めるうちに、実際の馬主に対する興味が高まっていく人も少なくないだろう。

現在、ダビパクでは島耕作とのコラボイベントを開催中島耕作が馬主としてゲームの中に登場し、完全オリジナルストーリーが展開される。ビジネスの世界で成功を収めてきた島耕作が、新たに挑戦するのは競馬界。はたして彼は、馬主としても成功するのだろうか――。

ところで、本物の馬主になるためにはどうすればいいのか。要件や、かかるお金など、知られざる「馬主の世界」に迫ってみよう

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まずは馬主の形態についてみていこう。馬主には、以下の3種類がある。

個人馬主…文字通り個人で登録する馬主のこと。馬主全体の85%を占める、最も一般的な登録形態
組合馬主3名以上10名以下の組合員がそれぞれ出資し、共同で馬主活動を行うもの。個人馬主に比べ、必要な所得要件が低い
法人馬主競馬事業を目的とする法人が馬主登録するもの

これらの馬主となるためには、いくつかの要件をクリアしなければならない。

JRAで個人馬主になるための「ハードル」はかなり高い。所得金額が過去2年連続で1700万円以上であること、資産の額が7500万円以上であることが要件となる

これに対し、地方競馬の個人馬主はハードルがぐっと下がり、年間の所得金額が原則500万円以上であることが基準となる。

組合馬主の場合は、JRAでは組合員全員の所得金額が過去2年連続で900万円以上であること、および組合財産として1000万円以上の預貯金があることが要件となる。地方競馬の場合は組合員名義で300万円以上の定期預金があること、組合員各自の年間所得が300万円以上であることが原則だ。

法人馬主の要件については割愛するが、馬主の形態としては上記以外に、「一口馬主」という形態もある。

これは、馬主権利を持つ法人が競走馬を所有し、複数の口数にわけて出資者を募るシステムのこと。例えば2000万円の馬を買う場合、40口のクラブなら一口あたり50万円、400口のクラブなら一口あたり5万円を出資、さらに会費および維持費を毎月数千~数万円支払うことで馬主の気分を味わえる。

競走馬を購入。値段は…?

これらの要件をクリアし、晴れて馬主の資格を得たなら、まず行うのが競走馬の購入だ。

競走馬は、良血馬をいち早く手に入れられる「当歳(0歳)市場」、資質馬から手頃な価格まで幅広い馬が揃う「1歳市場」、調教の進んだ馬が集まる「2歳トレーニング市場」といった〝セリ〟で購入できるほか、生産者と直接、取引する「庭先取引」などの売買方法がある。

気になる値段については、数十万から億を超えるケースまで様々だ。JRAのデータによれば、2016年度のサラブレッド1歳馬市場の価格は平均で1000万円。最高価格は実に2億8080万円に達するという。

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気になる「収入」

気に入った馬を購入した後は、調教師に依頼し、競走馬を入厩させて育成・調教を行っていく。「預託料」と呼ばれる馬の飼養管理費用は一頭あたり月額60~70万円程度と言われている。預託料には、馬の飼料代、調教費用のほか、病気をしたときの薬代や蹄鉄の打ち替え費用なども含まれている。

購入した競走馬が順調に成長したら、いよいよレースにチャレンジだ。馬主は馬名や勝負服のデザインを決め、騎手に騎乗を依頼。各競馬場には馬主専用の観戦席が設けられており、快適な環境で愛馬を応援することができる。

見事に愛馬が勝てれば、ウィナーズサークルで「口取り」が行われる。これは、愛馬やジョッキーと並んで馬主が記念撮影するというもの。大観衆の前で愛馬を披露する誇らしい瞬間だ。

そして愛馬をレースに出走させることができれば、賞金や手当などの収入を得られる。以下、JRAのケースを紹介しよう。

1~5着に入った馬には「本賞」という賞金が交付される。最も低い「未勝利戦」でも1着の賞金は500万円。グレードが上がるにつれ賞金額は大きくなり、G1レースの「有馬記念」では実に3億円に達する。

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また、5着までに入れなくとも、6~8着(重賞レースは10着)までに入れば、1着賞金の2~8%分の「出走奨励金」が出るほか、出走したすべての競走馬には30万円以上の「特別出走手当」が交付される。レースによっては「距離別出走奨励賞」や「内国産馬奨励賞」「付加賞」などが交付される場合もある。

さらに、競走馬が事故にあった際には「事故見舞金」が支払われ、引退時にも実績に応じた金額が交付されるのだ。

馬主にとっての収入と支出を整理すると、以下のようになる。

支出=馬の購入金額+預託料
収入=賞金、各種手当、見舞金など

JRAのデータによると、2016年度に馬主に支払われた賞金等は総額約781億円。これを同年に出走した1万1116頭で割ると、1頭の年間収入は平均で約703万円になる。平均的な収入が得られれば、預託料はどうにか賄えそうだが、馬の購入代金を考えると、馬主の活動で黒字を出すのは至難の業といえるかもしれない……。