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「ぼんやりした将来不安」を解消する超シンプルな方法

必要なお金をこれで「見える化」せよ

提供:「#老後を変える」編集部(メットライフ生命)

「皆さんが感じている不安というのは、そのほとんどが正体が見えないことによる漠然とした不安なんです」

そう話すのは、PlanSmart(セミナーを活用した従業員向けの金融教育プログラム)プラチナ認定講師の伊部洋さん。

これまで多くの「将来不安」と向き合ってきた伊部さんによると、将来不安は世代ごとに変化があるものだそうです。

不安のタネを「見える化」する

「具体的には30代は住宅、40代は子どもへの教育。そして40代後半〜50代は老後のことで不安を感じます。でも、人生におけるお金との上手な付き合い方は学校では教えてもらわなかったこと。初めて通る道で不安になるのは、当たり前といえば当たり前です。未知のために、誰もが一歩を踏み出すことをためらってしまいます。それが将来不安の正体です」

将来不安を払拭するためには、まず不安を感じさせているものが何かを「見える化」する必要があります。

「2016年末にマネーセミナーでお会いした30代のご夫婦が『相談することが見つからない』とおっしゃって。『でも、不安なんです』ということで、具体的にヒアリングさせていただきました。現状を一緒に把握していくことから始めたんです。実際に、例えば住宅を買った場合と賃貸ではこういう違いが出てきます。例えばお子様が生まれたら、教育費などがこのくらいかかります……、といった風に、お2人の将来をシミュレーションしていきました」

伊部さんとの対話で自分たちの現状把握ができたご夫婦は、当初は住まいは賃貸派、子どもはいなくても……、という考えだったそうですが、3ヵ月後には住まいを購入、子どもも1人欲しいねという考えに変わっていったそうです。

 

「賃貸暮らしであることもお子様についての考えも、将来不安から来る思い込みによるものでした。実際にシミュレーションをしてみれば、家を買ってもいいし、子どもも育てられるということに気付かれたようです。いったいいつまでに、どのくらいのお金が必要になるのか? 目標をしっかりと定めれば、ほとんどの人は不安が消えて、達成のために一歩踏み出されます」

目標達成のためのポイントは?

「お金をただ貯めるだけでなく、お金にも働いてもらうことです」

「未来の自分のためのお金」を先に確保する

「貯蓄はどのようにしていますか? とお伺いすると、多くの方は収入から生活費を引いて、余ったお金を貯金すると話されます。でも、これではお金は働きづらい。なぜなら、余ったお金というのを見てしまうと、どうしても、少しぜいたくをした後、残りを貯金へ……という気持ちになりがちだからです」