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テレビの「これだから帰国子女は…」を一手に担う河北麻友子

帰国子女タレントはどう活躍してきたか

帰国子女タレントたち

「帰国子女」と聞いて、皆さんはどんなイメージを思い浮かべるでしょうか。

英語ペラペラでうらやましい、天真爛漫だけど空気読めないなど、世代によって微妙な差こそあれ、なんとなく頭に浮かぶ「帰国子女」像というのがあろうかと思います。

今回は、そういったイメージの世界が投影されている芸能界における帰国子女タレントの今についてお話ししたいと思います。

80年代から90年代にかけ、芸能界には、一定数の帰国子女需要がありました。

まず80年代帰国子女タレントの代表格として思い浮かぶのは早見優です。

早見優早見優 Photo by GettyImages

3歳から14歳までグアム・ハワイで育ち、ハワイでスカウトされ単身来日デビューした彼女。

松本伊代・小泉今日子・中森明菜など大豊作と言われた82年デビューアイドルの中でも、健康的な小麦色の肌と、一ミリの影も感じさせない笑顔で頭角を現します。

当時、何より珍しがられたのは、アイドルなのに英語がペラペラだったこと。テレビ番組でも、英語で自己紹介してみて、ちょっと通訳して、と何かにつけて振られていたことをよく覚えています。

その後は、早朝の子供英語番組「早見優のアメリカン・キッズ」など、英語力を生かした仕事もこなしつつ、現在でもママタレントの一人として活躍中です。

早見優登場からしばし後、80年代後半から90年代に活躍したのが西田ひかるです。

1歳から13歳までをロサンゼルスで過ごし、帰国後もアメリカンスクールに通っていた彼女は、早見優同様の健康的でピュアなイメージのタレントとして、歌にドラマにグラビアに大活躍しました。

早見優ほどではないにしても、デビュー当時はとくに英語を振られることが多かったと記憶しています。

 

2002年に結婚した後、しばらくはアメリカに在住。現在は日本に帰国し、地方番組中心にマイペースで活動中。余談ながら、西田ひかるの代名詞となっているバースデイパーティはデビューから結婚前年まで14年間連続で開催。

2013年の25周年ライブで一度復活したものの、直近のブログを全てチェックした限りでは近年はご家族でお祝いされていることが多いようです。

ちなみに西田ひかると同じ時期、ドイツからの帰国子女、田村英里子もデビューしています。現在でこそ、ハリウッドで活躍する彼女ですが、デビュー当時は早見優・西田ひかるほどには帰国子女扱いをされていた印象がありません。

どちらかというと大胆に肌を露出したカレンダーの方で有名になり、当時着ていた横と後ろの大きくあいたニットスカートは25年の時を経て「童貞を殺すセーター」として近時ネットで話題になりました。