冬の鍋はこれで攻略!「だし」を簡単に味方につける方法

あごだし湯豆腐に明太チーズ茶漬…
梅津 有希子 プロフィール

3) 簡単だし茶漬け

ささっと食べたいときのごはんや、夜食にもぴったりのお茶漬け、ご飯茶碗ひとつで完結し、洗い物が少ないところも素晴らしい、日本が誇るファーストフードである。

だし茶漬けは香りもごちそうなので、香り高い引き立てのかつおだしと、冷蔵庫の昆布だしを鍋で温めた合わせだしがベストだけれど、そこまでの余裕がないときは、どちらか単体のだしでもOK。なによりも「すぐ作れること」、そして「作りやすいこと」がお茶漬けのいいところなので、気軽にささっと作ってみてほしい。たくさんあるレシピの中から3つだけご紹介する。

明太チーズだし茶漬け

とろ~りチーズとピリッと辛い明太子が意外なおいしさ。ほぐした明太子ととろけるチーズをご飯にのせ、だしを注ぐ。

明太チーズ茶漬け。とろけるチーズが絶妙!

鶏ささみと塩昆布のダブルだし茶漬け

ささみをゆで、ゆで汁をとっておく。さいたささみと塩昆布をごはんにのせ、ささみの茹で汁と昆布だしを合わせて注ぐ。ささみからはいいだしが出るので、ぜひ茹で汁を捨てずに料理に活用しよう。

しらすと梅のだし茶漬け

思い立ったら即作れるさっぱり茶漬け。しらすと梅干を乎ご飯にのせ、だしを注ぐ。しらすの代わりにちりめんじゃこでもおいしい。

数年前まで、難しく思っていただし生活。やってみると、難しいことは何もないどころか、おいしくて体によくて、いいこと尽くめだった。40代で一生モノの食習慣と味覚が身についたことで、これからも、きっと健康的でいきいきとした毎日を送れるのではないかと思っている。

 

だしとともに。みなさんにぜひ幸せな鍋生活を送ってほしいものである。

「今年こそ、だしをとる!」と数年前に誓った著者が、ツイッターでその誓いをつぶやいたことを機に作成された『だし生活、はじめました。』の続編かつ集大成。簡単すぎる、美味しすぎる「だしのある生活」を、ここで紹介した「だし生活を始めるべき理由」にはじまり、「だし生活満喫ざっくりレシピ」「プロに学ぶ、だしとうまみの活用術」「関東・関西のだしの名店をたずねる旅」「北と南、昆布とあごのだしの謎を巡る」など、だしの秘密や蘊蓄満載、すぐに使えるだし本になっている。