「天皇退位カウントダウン」で宮内庁が本気で心配していること

皇室予算、公務、施設…
週刊現代 プロフィール

家庭問題は誰にもつきまとう。新天皇の悩みのひとつは、皇后に即位する雅子妃の健康状態だ。プレッシャーが高まることは避けられない。前出の神田氏が言う。

「'18年は雅子妃の適応障害というご病気が問題になってから15年目になります。皇太子さまは、公務は一人でやるものではないという哲学をもっておられますが、侍医団は雅子妃の体調を懸念し、『多大な期待を持ってもらっては困る』と言っておられるようです。

皇太子妃としては、その状態でもよかったでしょうが、皇后になるとそうはいかない。長年にわたってこの病気を治癒させられなかった雅子妃の侍医を全交代させるという議論が出てくるでしょう」

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新元号はどうなる?

そんな雅子妃の元気の糧は、愛子さまの成長を見守ること。'18年に学習院女子高等科の2年生になり、いよいよ本格的に大学選びに入る。これまで、上智大や東大の進学説も出てきたが、学習院関係者はこう断言する。

愛子さまは、英国・オックスフォード大学への入学準備に入る。拒食症を患ったこともあり、雅子妃は不安視されていますが、皇室の国際貢献のためになる、と皇太子さまが強く推しているのです。

'18年の夏休みを利用して、英国に短期留学の形で数週間滞在し、本格的準備を始められます」

 

愛子さまが留学から帰国される頃には、'19年5月からの新元号が発表される。事業構想大学院大学准教授(歴史社会学)の鈴木洋仁氏が予測する新元号は「永」がつく

「『喜永』『感永』『景永』『化永』の4つを考えています。『永』は歴代の年号で29回と最多で使用されていますが、今回は崩御による代替わりではないため、断絶のイメージは出さず、今の時代が永く続くという願いをこめる。

また、明治、大正、昭和、平成のアルファベットのイニシャルに重複しないKを選びました。実在する中華料理店の屋号などとの重複も避けられることになります」

新元号については、新聞各社もスクープ報道をしたいところだが、かつて「昭和」がついた際には、事前に決定した「光文」が東京日日新聞にスクープされたために、急遽差し替えられたという説がある。このように、新元号のスクープ報道は事実上起こりえない。

平成が31年で幕を閉じるのはすでに決まったこと。新たな時代まで、あと1年4ヵ月余り――。

「週刊現代」2017年12月30日号より