SHINeeのジョンヒョンを「自殺」に追い込んだもの

「幸せになりたい」と言っていた彼は
桑畑 優香 プロフィール

「半年くらい悩んでた」

姉に送っていたのは、「これまでつらかった」「僕を見送ってほしい。僕を見送ってほしい。お疲れさまと」「最後のあいさつ」というショートメッセージ。姉や母と仲が良く、SNSにも一緒にいる写真を時々アップしていたジョンヒョンは、今年5月、Esquire Koreaのロングインタビューで「幸せですか?」とたずねられ、こんなふうに答えていた。

「何年か前に酔ったとき、寝ている母と姉を起こして、『幸せか』と聞いてみた。母と姉が幸せなことが、人生の一番の目標だったから。2人とも目を覚まし、幸せだと言っていました」

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「羨ましいことです。幸せだと答えることができるのは。僕も幸せになりたいと言いながら、わんわん泣きました。その時から幸せについて悩みました。半年ぐらい、どうすれば幸せになれるか具体的に考えました。僕には変化の時期が訪れたのだと思います。これからは幸せにならなきゃならない。幸せになろう、と」

SHINeeは3日前、4年連続となる東京ドーム公演を来年2月に行うことを発表。リーダーのオンユの入隊前最後の花道を飾る集大成ライブを5人で行うはずだった。また、死の前日には、韓国のバラエティ番組でクリスマススペシャルに登場する予告編が流れ、ファンの期待を集めていたジョンヒョン。絶好調とも思えた時期に、彼は心にどんな闇を抱えていたのだろうか。

 

11月20日で更新が止まったジョンヒョンのインスタグラム。コメント欄には、「会えなくなっても、心の中からは消えません」「助けることができなくてごめんなさい」「どうか安らかに」と、英語、韓国語、日本語、アラビア語など世界中からの書き込みが続いている。