こんなに違った「長生き」長野県民と「短命」秋田県民

これが健康格差の現実…
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一見、健康格差は「自らの健康管理を怠ったゆえの自業自得」と捉えられることも少なくない。しかし、これは一部の人たちが不利益を被るという単純な問題ではない。

「健康格差」を放置すれば、医療費や介護費の増大を招き、日本全体の国家財政をさらに圧迫する。その結果、社会保障制度の機能低下や、保険料の値上げという形で、国民全員が負担を強いられることになる。

NHKスペシャルの番組内で、評論家の宇野常寛氏はこう語っている。

〈国家とか社会っていうのは、サイコロ振って変な目が出ても、ちゃんと生きていけるためにあると思うんですよ。極端なケースに対応するのが国家の役目ですよ。違いますか?〉

弱者を切り捨てるのではなく、可能な限りみんなで助け合う。国民一人一人がこの問題を共有し、社会全体を健康にしていく必要がある。

 

「週刊現代」2017年12月2日号より

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