ロシアW杯「日本にとって最良の組み合わせ」を考えてみた

いよいよ抽選会!
二宮 寿朗

チュニジアだったら…

グループリーグ突破のボーダーラインとなる1勝1分け1敗を想定した場合、ポット1に敗れた場合、ポット2、ポット3を相手に1勝1分けで乗り切る必要がある。

ポット2はいずれも猛者ぞろいだ。スペイン、ペルー、スイス、イングランド、コロンビア、メキシコ、ウルグアイ、クロアチア。引き分けに持ち込むことすら難儀な相手がそろっている。実力的に一枚落ちるチームを挙げるとすれば、大陸間プレーオフでニュージーランドを撃破してW杯に滑り込んだペルーだろうか。

それでもシャルケで内田篤人と右サイドでコンビを組んだジェフェルソン・ファルファン、成長著しいエディソン・フローレス、エースストライカーのパオロ・ゲレーロらタレントはいる。日本は南米勢を苦手にしており、決して組みやすい相手ではないとも言えるが……。

 

また、ポット3で当たりたくないとすればケイタ・バルデ・ディアオ、サディオ・マネと攻撃の破壊力を持つセネガルや前回ブラジルで旋風を起こし、今回も北中米カリブ海予選を2位突破したコスタリカ、堅守でイタリアをプレーオフで退けたスウェーデンあたりか。昨年のEUROでイングランドを撃破するなど8強入りし、全員がハードワークできるアイスランドも実に嫌な相手である。

個人的に「最良」の組み合わせと考えるのは、ロシア、ペルー、チュニジア。ポット3のチュニジアには2002年の日韓W杯を含め、過去4戦4勝と相性がいい。チュニジア自体ここ3大会はいずれも1勝もできないままグループリーグ敗退に終わっている。

どの相手と戦っても、厳しいゲームになることは間違いない。だが、グループリーグで2勝を挙げて決勝トーナメントに進んだ2010年の南アフリカワールドカップのような躍進も、決して不可能ではない。海外で活躍する日本人選手は増えており、ランキング以上の実力があることを大舞台で示したいところだ。

組み合わせはもちろん重要である。しかしながら本番までの半年間でチームの完成度を高めていき、どこが相手であろうとも期待感を抱くことができるような仕上がりをハリルジャパンには望みたい。