大丈夫か松山英樹!?パパになったらパターが入らなくなった 

スランプか、それとも…
週刊現代 プロフィール

ときには休んだほうがいい

練習に緩みはない。松山のストイックさは海外でも知られた話である。

「『ゴルフのほかに気分転換をするようなことはないの?』と聞いたら、『なにをすればいいですか?』と逆に聞き返されました。彼は本当に練習が苦にならない選手なんです」(米ツアー関係者)

松山とも親しいトッププロ、ジェイソン・デイはこう評している。

「あいつは最後までドライビングレンジかグリーンにいて、練習している。ただ勝つために、誰よりも一生懸命だと思う」

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そもそも1年間、ずっと好調を維持することはどんなアスリートでも難しい。松山も昨年10月から2月にかけて好成績を挙げ、その後は調子を落とした。そして、7月にまた復調している。

ゴルフジャーナリスト・早瀬利之氏も言う。

「彼の頭の中には米ツアーの賞金王はなく、メジャー制覇しかありません。とにかく、メジャーに勝つためのスケジュールを組んでいると思います。

試合勘を失わない程度に、ときには休んだほうがいい。世界レベルで戦うプロは、自分でシーズンを戦い抜くリズムを作ります。いまは調子が悪くても松山はそれを考えているのでしょう」

 

松山も前述のインタビューでは、「できれば、メジャーの3週ぐらい前に調子が悪くなるといい(笑)」と冗談を飛ばしている。

すべては悲願の海外メジャー制覇のため。松山ほどの高い次元では、練習したからと言って、スランプから抜け出せる保証はない。だが、いまは我慢のとき。そう信じて見守るしかない。

「週刊現代」2017年11月25日号より

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