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ADHDの息子の面倒をしっかり見てくれた、ある先生への感謝

発達障害の息子と漫画家母の奮闘記⑥

発達障害の息子をもつ漫画家のかなしろにゃんこです。

息子を変えるには、まず自分が変わらなきゃいけないと知った私。「ペアレントトレーニング」のおかげで、息子リュウ太(ADHDと軽い自閉スペクトラム症がある)とうまく折り合っていく方法を見つけたのですが、でも、家族以外の人と過ごす学校では、まだまだ困った問題が……。

今回はそんな学校生活をもうちょっと扱おうと思いますが、なによりもまず私は、リュウ太を見てくださった先生方のことを書きたい! だって、めっちゃお世話になったんですから。

(前回までの記事はこちらから→http://gendai.ismedia.jp/list/author/nyankokanashiro)

息子の学校生活……席は必ず教壇の前!

マンガ

発達障害の診断が出たのは、リュウ太が小学4年生のときでした。当時、担任は男性でしたが、この先生、学校での息子の様子を書面に細かく書いてくださったんです。発達障害の検査で、医師に提出するのに必要だったんで助かりました。

発達障害の診断が出たことは、この担任の先生にすぐ伝えましたが、おかげで間もなく、学校の息子への指導は、発達障害がある子向けの内容にしていただけました。とかく“問題行動”の多い息子だというのは、読者のみなさんもわかってくださったと思うのですが、そんなリュウ太にいつも寄り添ってくれる先生でした。

息子がイライラしてまわりの子と言い争いになり、授業が中断してしまったことがあります。そんなとき、きちんとフォローに入ってくれる先生でした。

 

クラスの親御さんから、リュウ太のせいで授業が進まないとブーイングが起こったこともありました。そんなときも間に入ってくれました。

しかも私を、「今はこうでも、大人になったら変わるから大丈夫ですよ」と励ましてくださることもありました。

では息子は特別扱いされていたのかというと、もちろんそんなことはありません。きちんと怒ってくれて指導してくれる熱血先生だったんですよ!

息子は、“怒りながらも自分のことをきちんと見ていてくれる人がいる”とわかっていたのだと思います。この担任の先生が大好きでした。

ほかにも、母親のような優しさで接してくれる女性の先生もいたりして、こちらも大好き。結局、息子は先生のそばが一番落ち着くということで、教壇の目の前をリュウ太の席にしてもらっていました。

私が小学生だったら、「ムリムリ! 絶対に先生の前なんてイヤ!」って思ってしまいますが、息子は、お父さんのように怒るけど励ましてくれる先生や、お母さんのような優しい先生によくなついてましたね~。

そして、こんなすばらしい先生方が、学校での息子の様子を細かく教えてくださったおかげで、息子の特性やクセがより一層、私の目に見えてきたんです。