〔PHOTO〕gettyimages

経済政策でみる「希望の党」のあまりに露骨なポピュリズム

今回は「喜劇」かもしれないが…

有権者に見透かされている

いよいよ衆院選の投票日が近づいてきた。投票日当日は、台風接近の影響から日本各地で大雨が予想されている。

大雨によって投票率が低下した場合には組織票が有利とされるため、自公の政権与党(もしくは共産党)に有利に展開になると予想するメディアもある。一方で無党派層の「風」を期待する勢力には不利に働くといわれている。ただ、雨が降る時間帯などによっても左右されるため、細かくみれば、雨と選挙の関係はそれほど単純でもないらしい。

余談はさておき、今回の衆院選は、衆議院の解散前から「風向き」が激しく動いている。

現在、主要メディアはこぞって自公の政権与党が300近い議席を獲得し圧勝する見通しを報じているが、かつて、選挙戦中に与党圧勝の見通しが報じられながら、実際の投票結果では、与党が大苦戦を強いられたこともあるので、まだ結果はわからない。特に小選挙区の場合にはなおさらである。

その選挙戦の「風」だが、衆議院の解散直後は、小池百合子東京都知事率いる「希望の党」がメディアの注目を一心に集めた。このとき「希望の党」は、自公政権に対抗する「保守野党」としての期待が高かったが、現時点では当初の勢いを失いつつある。

理由は論者によって様々だが、経済政策面では、「あまりにポピュリズム過ぎた」というのが筆者の率直な感想である。

 
この続きは、プレミアム会員になるとご覧いただけます。
現代ビジネスプレミアム会員になれば、
過去の記事がすべて読み放題!
無料1ヶ月お試しキャンペーン実施中
すでに会員の方はこちら