橋本マナミが脱ぐのをやめるとき

踏み台に、なんてしませんが…
VOCE編集部

グラビア界を見捨てるとき

橋本マナミは自分の名前をインターネットで検索する、いわゆる“エゴサーチ”を頻繁にするのだという。匿名だから何でも言えるインターネットの世界でグラビアアイドルがエゴサーチをすることは、結構危険な気がする。精神的に追い詰められるほうが多いのでは。

「そうですね(笑)。批判されて凹むことのほうが多いんですけど、最近は女性の方が橋本さんに憧れています、橋本さんみたいになりたいって書いてあるのを見つけることも多くて、それはすごく嬉しい。肯定してくれる方もたくさんいるんだなって励みになります。

私は世間からどう思われているのか、というのをまっすぐに受け止めて成長の糧にしたいと思うタイプ。マイナス意見にこそ、それを書いた人たちの本音が書かれていて、私が成長できるポイントが秘められているんですよね。もちろん全部をそのまま受け入れることはないけど、少し傷つきながらも(笑)、きちんと読みます。結構精神的に強いタイプなんでしょうね」

『びちょびちょ』より

それらの意見を、時に素直に受け止め、時に参考にするだけに留めながら『グラビア』というカテゴリーの中でも新しい挑戦を続けていきたい、と橋本は続ける。

「もちろん、女優として活動の幅を広げたいというのもこれからの目標のひとつでもあります。ご一緒したい監督さんもたくさんいらっしゃるし、改めて舞台にも再挑戦したいし。夢は橋本マナミならコレ、という“代表作”を残すことだから。

でも、私は今のグラビアというお仕事もとても楽しめていて、そこでも新しいことをどんどんやっていきたいんですよね。今回の『#びちょびちょ』は、女性誌のスタッフと組んで制作するという、今までとはまったく方向性の違う取り組みでした。それは自分にとってプラスになるだけではなくて、ファンの方も好意的な反応をしてくださっているのが分かるから、グラビアももっと頑張ろうって思えるんですよね」

 

橋本マナミがグラビアを卒業することなく、新たな挑戦を続けると聞き、ホッと胸をなでおろすファンも多いだろう。「でもひとつだけ、これからのグラビア界がこうあってほしい、というのがあるんです」と真顔で最後に一言付け加えた。

「元々『グラビア』は男性に夢を与えるものだったと思うんです。写真には写ってない部分を想像してもらったり、自分の彼女のような存在で見てもらったり。でもいまは、売るために過激になるばかりで、どんどん脱がせられちゃう。それを否定するわけではないですけど、あまりリアルを求めず、あくまでも“ファンタジー”として残してほしいという気持ちはあります。

グラビアって、日本ならではの文化じゃないですか。隠すこと、見えそうで見えないことの奥ゆかしさというか。その感覚は日本人という国民性だからこそ理解できる機微だと思うから、クラシカルなのかもしれませんが、そのあんばいを大事にしてほしいなって思います。時代が大きく変わっている今、とても難しいことだとは思うけど」

グラビア界が彼女を見放すことは、もうあり得ない。ただ、読者が彼女に「過激さのみ」を求めるようになったとき…橋本マナミがグラビア界を見放す可能性は、ゼロではなさそうだ。

自身初となる全編海外ロケで撮り下ろしの本作は、香港を舞台に橋本マナミと妄想トリップが堪能できちゃう濃密な一冊に。繁華街、裏路地、100万ドルの夜景バックなど…すべてびちょびちょスケスケの衣裳で、限界ギリギリのロケを敢行。異国の地だから挑戦できた、普段見ることのできないゴージャスな橋本マナミの一面が満載。詳しくはこちらをチェック。