〔PHOTO〕iStock

老後資産の取り崩し方は、この「公式」で導き出せる

一体いくら取り崩しが可能かを導き出す

高齢者、当然の疑問

筆者は、仕事柄、個人が集まるお金の扱い方に関連する講演やセミナーに登壇する機会がある。

こうした場合、聞き手が、現在仕事を持ったいわゆる「現役」の世代で、将来の老後のお金について心配している場合もあるのだが、現在仕事で稼いでいるのではなく、年金の収入と自分の資産からの取り崩しで生活されている「リタイア後」の世代の方も少なくない。

こうした方から、(1)資産の取り崩し方、と(2)高齢期の資産運用についてご質問を受けることが時にある。これらのうち、資産運用に関しては、「基本は現役時代と同じです。ポートフォリオにまで歳を取らせる必要はありません」と説明しているのだが、資産の取り崩し方については、正直なところ、まとめて考える機会が少なかった。

「リタイア後」は、考えるべき期間が相対的に短い分、「現役世代」よりも将来を想定しやすい面があるが、さりとて、10年単位以上の将来の経済状態を正確に想定できる人は稀である。

当面取り崩して使っていい金額についてざっくりと考えることができて、資産運用の方法と一貫性のある方法論はないものか、しばし、考えてみた。

この続きは、プレミアム会員になるとご覧いただけます。
現代ビジネスプレミアム会員になれば、
過去の記事がすべて読み放題!
無料1ヶ月お試しキャンペーン実施中
すでに会員の方はこちら