# 不動産 # AD SPECIAL

世の中には「価格が下がらないマンションがある」というホントの話

「ホンモノ」はやっぱり違う

これが「ヴィンテージマンション」だ!

ここで、東京エリアで私がヴィンテージに値すると考えるマンションの具体例をいくつか挙げて、認定した理由を論じたい。

下記の各物件の「新築時坪単価」は、榊マンション市場研究所が調べたもの。2017年9月推定坪単価は、そのマンションの最も平均値に近い住戸について「家いくら」が示している「参考推定坪単価」と、(一部の未掲載物件については)筆者独自の調査で算出した数値を併用している。

青山パークタワー】東京都渋谷区渋谷1丁目
2003年5月竣工/34階建/全314戸/売主・三井不動産
[新築時坪単価]432万円 [2017年9月推定坪単価]440万円

三田綱町パークマンション】東京都港区三田2丁目
1971年4月竣工/19階建/全147戸/売主・三井不動産
[新築時坪単価]71万円 [2017年9月推定坪単価]313万円(筆者調べ)

代官山アドレス】東京都渋谷区代官山町
2000年8月竣工/36階地下4階建/全501戸/売主・鹿島建設
[新築時坪単価]430万円 [2017年9月推定坪単価]530万円(筆者調べ)

東京ツインパークス】東京都港区東新橋1丁目
2002年9月竣工/47階地下2階建/全1000戸/売主・三菱地所他
[新築時坪単価]240万円 [2017年9月推定坪単価]380万円

白金タワー】東京都港区白金1丁目
2005年11月竣工/42階地下3階建/全581戸/売主・住友商事他
[新築時坪単価]330万円 [2017年9月推定坪単価]430万円

200戸以上の規模を求め、誰もが認める一等地という条件を課すと、東京ではどうしてもタワーマンションになってしまう。【三田綱町パークマンション】は19階建てなので、今日の感覚ではタワマンとは言えないが、1971年の誕生当時は立派な超高層建築だった。いまや周辺の住民には「ツナマチ」という呼称で知られている。まさに折り紙付きのヴィンテージだ。

青山パークタワー】は、厳密な意味で言えば「青山」ではない。しかし、感覚的には完全に青山だ。立地の希少性が抜きんでている。新築当時は、坪単価が400万円を大きく超えていたことに驚いたのだが、それでもあっという間に完売してしまった。

考えてみれば青山エリアの好立地に、こうしたマンションが売り出されるのは数年に一度どころではない。10年に1度あるかないか、だ。現在販売中の「パークコート青山 ザ タワー」は平均坪単価が1000万円に迫っている。それでも売れるだろう。15年前に【青山パークタワー】を購入した幸運な人びとは、一等地に住みながら資産を大きく膨らませたことになる。

代官山アドレス】は、代官山駅前に立つランドマーク的存在。こちらも新築販売時には400万円を超える坪単価に驚愕したが、現在はさらに値上がりして坪単価500万円超で取引されている。周辺には目立つタワマンも少なく、いまでも開放感は抜群。

最近、アパグループが近くで坪単価600万円の大規模マンションを分譲したが、筆者の感覚的には、建築デザインがイマイチだった。このエリアには、日本の住宅建築の誇りともいえる「代官山ヒルサイドテラス」がある。街の景観を崩さないために、建築造形には配慮をしてもらいたいものだ。

東京ツインパークス】は、新築時に成金っぽい広告表現が鼻についたが、建物ができてみるとなかなかにいいマンションだった。立地も計画内容も高く評価されて、これまで新築時の価格を下回った記憶がない。もともと「新橋」というアドレスの引け目から、新築分譲価格が低めに設定されたことも幸いしている。