40代からの美しい腹筋はジムではなく食事で作られる

なぜ筋トレしても痩せないのか?
オーガスト・ハーゲスハイマー プロフィール

カロリーオフ飲料はかえって太りやすくなる!

やせるというと、必ずカロリーの話がセットでついてきます。「カロリーオフ」あるいは「カロリーゼロ」の食品、飲料がもてはやされるのも、みなさんがそれを信じている証拠ですよね。

でも、それらの食品や飲料を摂っていると、逆に太りやすくなる可能性もあります。
なぜなら、カロリー値を抑えるため、糖の代わりにカロリーが低い人工甘味料を遣っているからです。

 

米国糖尿病学会は、2011年に、ダイエット・ソーダの摂取とウエストの関係について発表しました。

なんとダイエット・ソーダを飲んでいる人たちは、まったく飲まない人たちに比べて、ウエストのサイズが70%以上増加し、また、毎日2本以上のダイエット・ソーダを飲んでいる人たちは、ウエストが平均4.74㎝増加していて、ダイエット・ソーダを飲まない人たちのおよそ6倍に達していたそうです。(テキサス大学のサンアントニオ健康科学センターによる65~74歳の男女の集団を対象に10年近くかけて行われた調査による)

やせたいと思ってダイエット・ソーダを飲んだらどんどん太ってしまった、なんということでしょう! お金を返してくれ、と言いたくなりますよね。

実は今、アメリカでは今、人工甘味料こそが80年代以降の肥満率を激増させた真犯人ではないかと言われはじめているのです。

人工甘味料のなかでも、特に砂糖の200倍の甘さをもつアステルパームは要注意です。アステルパームは安全だと発表されていますが、発ガン性を証明する数多くの研究データが存在します。そのうえ、体脂肪を構成する脂肪細胞を刺激して増やす働きもあるのです!

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人工甘味料はカロリーゼロなので太らないだろう、という考えは危険です。人工的につくられた強烈な甘みは、私たちを不健康にするだけでなく、逆に太る体質に導いてしまうのです。

ささみ食、油抜きダイエットはムダ

カロリーが多ければ太る。カロリーが少なければやせる。ダイエットを意識したことがある人ならば、これは常識中の常識です。
 
でも、私はカロリーは存在しないと考えています。欧米の先進的な研究者たちの間でも、その考えは広まってきています。

そもそもカロリーってなんでしょうか? 

実はカロリーという概念は、もともとは石炭の品質をあらわすための尺度でした。蒸気機関車が全盛だった頃、石炭を燃やしてどれくらい熱が出るかを測るためにつくられたのが「カロリーメーター(熱量計)」という機械です。

この機械が栄養学の世界で使われるようになったのは1920年代。石炭の代わりに食
材を「カロリーメーター」に入れて、燃やしてみる。そしてどれくらい熱が出るか測ったものが、いま私たちが使っているカロリーです。
  
人間は体の中で食べ物の栄養を燃やしてエネルギーに変えている。だから「カロリーメーター」で食材を燃やせば、体内でどれくらいの熱に変わるか、おおよその判断の目安になるだろう、という単純な発想だったわけです。