〔PHOTO〕gettyimages

4年に一度の「ドイツ総選挙」がまったく盛り上がらない理由

国民の希望は変化よりも「継続」だった

メルケルとシュルツの一騎打ち

ドイツの連邦議会の総選挙があと2週間あまりに迫った。ドイツの法律では、議会は簡単には解散されない仕組みとなっているので、国政選挙は、よほどのことがない限り4年に一度しか巡ってこない。連邦参議院のほうは各州の代表の集まりなので、全国一斉選挙はなしだ。

今回の投票日は9月24日。CDU(キリスト教民主同盟)のアンゲラ・メルケル現首相と、SPD(ドイツ社民党)のマーティン・シュルツ党首の戦いだが、何と言っても4選を目指すメルケル氏が強すぎる。かつての二大国民政党であったCDUとSPDは、昨今、共に支持率が低下しているが、とくにSPDの没落が激しく、選挙戦は盛り上がりに欠ける。

そのメルケル氏とシュルツ氏が一騎打ちをするテレビ討論が、9月3日、日曜日の夜に行われた。4つのテレビ局が同時中継し、視聴率45%、視聴者1611万人(ドイツの人口は8000万人弱)。選挙戦のハイライトだ。計97分のその全編は、ネットでいつでも見ることができる。

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