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トランプ政権の立て直しを指揮した2人の「黒幕大富豪」

金融・経済・政治のすべてに影響力を持つ

金融サミットの大スポンサー

毎年夏恒例の米カンザスシティ連邦銀行主催の国際経済シンポジウムが8月24~26日までワイオミング州のジャクソンホールで開催中である(金融関係者の間では通称「ジャクソンホール・サミット」と呼ばれている)。

米連邦準備制度理事会(FRB)のジャネット・イエレン議長を始め、欧州中央銀行(ECB)のマリオ・ドラギ総裁、英中央銀行(イングランド銀行)のマーク・カーニー総裁、日本銀行の黒田東彦総裁ら主要国の中央銀行トップ、国際通貨基金(IMF)のクリスティーヌ・ラガルド専務理事などが出席、世界経済や金融政策について議論している。

 

この「ジャクソンホール・サミット」の財政支援者として、IBMのコンピューター技師から成り上がった超保守派の大富豪ロバート・マーサー氏の名が連ねられている。運用資産250億ドル(約2兆7500億円)の大手ヘッジファンド「ルネッサンス・テクノロジーズ」の共同CEO(最高経営責任者)である。

大富豪ロバート・マーサー氏表に出たがらないことで知られる大富豪ロバート・マーサー氏(Photo by Getty Images)

共和党への巨額献金者では有名なチャールズ、デイビッド・コーク兄弟(総額1150億ドルの非上場コングロマリッド「コーク・インダストリーズ」のオーナー)に次ぐ大口献金者であり、保守系シンクタンクとして知られるヘリテージ財団やケイトー研究所のスポンサーでもある。

それよりも何よりも、8月18日に大統領上級顧問兼首席戦略官を解任されたスティーブン・バノン氏が、その日のうちに会長に復帰した超保守系サイト「ブライトバート」の出資者なのだ。

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