妻が怖くて家に帰れない!「帰宅恐怖症」の男性が急増中

なぜ夫の足は家から遠のくのか
小林 美智子 プロフィール

このように、ここ数十年間で夫婦関係はかなり変化しているのです。では、いったい今、夫婦間でどんなことが起こっているのでしょうか? ここで、「妻が怖い!」男性の体験談をご紹介します。

頼まれた物を買い忘れただけなのに

「妊娠してから、妻のイライラがよりひどくなってきました。

たとえば、妻から頼まれた物を買い忘れてしまったりすると、『なんで忘れるの! 信じられない! 子供だって忘れないよ!』と責められ、前回は『仕事が忙しくてつい忘れてしまった』と答えたら『忘れたことをちゃんと謝ることもできないで、仕事が忙しいですまそうとするのって単なる言い訳でしょ!』とかなりきつく言われました。

そのため今回は『悪い、ごめん』と答えてみたら『謝ればすむと思っているの! 私がつわりで動けないの知っててわざと!』と言われ、どう答えていいのかわからず『そんなことないけど……ごめん』と小声で言うと『この前も忘れたの覚えている? 謝るくらいなら忘れなきゃいいでしょ! ホントあなたって何やってもダメよね。頼んだ物くらい買ってきてよね。それに謝ればすむっていうあなたの考え方、違うんじゃないですか!』とため息まじりで呆れ顔をされてしまいました。

頼まれた物を買い忘れたのは確かに悪かったけど、正直なんでココまで言われなきゃならないんだろうという情けなさと共に、謝らないと怒られて、謝っても怒らせてしまう、いったい自分はどうしたらいいんだ!と心底わからなくなっています。

ただ正直、家に帰ることに足が遠のき、仕事をしているほうが、心が落ち着くような日々です」

(営業職 40代男性)

 

妻の顔を見ること自体がストレスに

「ある日、子供とショッピングセンターに出掛け、少ない小遣いの中から、子供が欲しがるプラモデルを買って帰ってきた時のことです。

妻から『なにそれ! また必要ないもの買ってきて! どうして余計なことばかりするの! どうせまたすぐ飽きるに決まっているんだから! この前だって買ったけど、途中でそのままだったんだから! あなたって、ホント子供のこと何も知らないんだから! 知らないんだったらせめて余計なことしないで、頼んだことだけしてよ!』と一方的にまくしたてられました。

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内心、カチン!ときました。別に俺の小遣いで買っているのになんでここまで言われなきゃならないんだ!と。

でも、それを言ってしまったら、また、妻から延々と文句を言われることはわかっていたため、『ああ』とだけ返事したら、妻から『ちゃんとわかっているの! もうホント何回言っても同じようなことばっかりするんだから!』と。

何回も同じようなことって何のこと言っているだろう? と少々疑問だったが、それを聞いたら長引くと思ったのと、子供が心配そうにしていたため、自分が耐えればいいかといつものようにその場をしのぎました。

妻に、なにかを言うことにものすごくかまえてしまう自分がいます。

最近は、家に帰って妻の顔を見ること自体がストレスと感じるようになり、妻が寝静まってから家に帰るようにしています」

(会社員 30代男性)

では、続いて「夫から怖がられた!」女性の体験談をご紹介します。