豊田真由子議員の一家はあれからどうなった?夫がすべてを語った

「本人はおそらく…」
週刊現代 プロフィール

豊田氏の地元との接点はもともと薄い。埼玉県に自宅をおいているものの、あくまで選挙対策。実際の住居は冒頭の都内のタワーマンションだ。埼玉の地元事務所の隣人はこう証言する。

「最近は近所の子供たちが事務所の前を『このハゲー!』と叫びながら通り過ぎていきます」

事務所のドアには「議員辞職を求めます」と落書きされたこともあった。

今後のことはわからない

豊田氏は千葉県船橋市生まれ。学習塾を経営する両親のもと、3人姉妹の次女として生まれた。

実家を訪ねると、肩くらいまで白髪を伸ばした豊田氏の父親は、

「今はそのときじゃないから。大きな流れがある。ご足労かけてすまんことだけども、もうしばらくは放っといてくれ」

と答えるのみだった。

 

吉村氏の証言に戻ろう。

――入院しているという豊田さんの様子を教えて下さい。

「私も常に連絡を取っているわけではないので、つぶさにはわかりません。子供たちとは会わせていません。あえてそうしています。

仕事のこととか、これからのことは分かりませんが、今の彼女にとっては子供が大丈夫かということと、選挙区の支持していただいていた方たちになんとお詫びしていいだろうかという気持ちでいっぱいだと思います」

――豊田さんは、自分のお子さんに対しても、厳しく躾をすることはありましたか。

「いや、そんなことはないです。愛情あふれる母親です。常に抱きしめていましたから。それが限られた時間で彼女にできる最大限ですから」

吉村氏の声は終始落ち着いていたが、最後には苦渋に満ちた表情で深く頭を下げた。

「本当に、申し訳ありませんでした。失礼します……」

と語ると、マンションへと入っていった。

米国留学時、豊田氏の「純粋でまっすぐなところに惹かれた」という吉村氏にとっては、今も彼女は愛する妻なのだ。

「週刊現代」2017年8月5日号より