霞が関「7月人事」に異変!出世するのは安倍・菅両氏のお友達ばかり

わ、分かりやす過ぎではないですか…
週刊現代 プロフィール

経産次官は菅と今井が決める

前出の全国紙経済部デスクが解説する。

「安倍首相の腹心、今井尚哉首相秘書官('82年同)と組んで大胆な農政改革を仕掛けるなど『官邸の暴れ馬』の異名を取る宗像氏が本省に復帰し、女性初の経済産業審議官になるかが今夏の経産省人事で最大の焦点です。

現在、通商政策事務方トップの経産審議官は片瀬裕文氏('82年同)が務めていますが、今年2月の日米首脳会談を前に日本側が仕込んでいたトランプ政権に対するインフラ協力策をマスコミにリークした『戦犯』として官邸の不興を買った。

そのために勇退が確実視されています。その後任に宗像氏を当てれば、安倍政権として『女性活躍』の目玉人事にできるメリットがあります」

 

ただし、この嶋田次官-宗像経産審議官という人事シナリオが実現するかは、菅官房長官の「腹次第」だという。

「嶋田氏は前職の官房長時代に東電の経営改革と人事抗争に介入しすぎた結果、菅官房長官の不興を買い、昨夏の人事で『格下』の通政局長に回された経緯があります。

最近では日米経済対話を取り仕切るなど、実績を上げ、官邸の評価も回復していますが、菅官房長官が官僚としての最高峰の次官ポストまで認めるかはまだ微妙です。菅原次官も『嶋田がダメなら、俺がやるしかない』と3年目続投に意欲を燃やしています。

いずれにせよ、幹部の人事権は菅原次官や世耕弘成経産相にはなく、安倍総理の最側近である今井秘書官と菅官房長官の調整で決まる」(前出・官邸関係者)

総務省では佐藤文俊次官('79年、旧自治省)が勇退し、後任に安田充自治行政局長('81年同)が就くと見られる。

「問題は安田氏の後任です。山崎重孝内閣総務官('83年同)が有力ですが、これも第一次安倍政権時から官邸にいて、安倍首相と親しい。

省内では安倍総理に取り入るスタンドプレーが眉をひそめられていますが、現政権が続けば、将来の次官はありうる」(全国紙総務省担当記者)

あからさまな「お友達」人事に、依然、霞が関には閉塞感が漂っている。

「週刊現代」2017年7月1日号より