男児のママが必ずぶち当たる「おちんちんの皮むく?むかない?」問題

一児の母・兼官能小説家がマジメに解決
大泉 りか プロフィール

「触っちゃダメ」なんて言わずにどんどん触らせよう

一通り終わったところで、「では、実際に見ていきましょう。おちんちんは、本当に人それぞれ、全然形が違うので、比べるとビックリしますよ」と言いながら、8ヵ月の赤ちゃんのおむつを取った。たしかにうちの息子とは、タマもサオも形が違う。助産師はまるで躊躇する様子もなく、ウエットティッシュで拭った手でサオ部分を持つとすっと皮を下へとずらす。

するとにゅるんと亀頭と、その下のクビレまでが簡単に露わになった。「わっ!」と思わず声が漏れたのは、剥けた瞬間に、包皮の締め付けから解放されて、ぶわっと倍ほどの大きさに広がった亀頭が、大人とまったく同じような形状をしていたからだ。結構な衝撃とともに、「包皮に包まれていることで、ペニスの成長が妨げられるのではないか」という考えもちらりと浮かぶ。

常日頃はさんざん「ペニスのサイズは関係ない」と口にしているものの、「剥くことで障害がなくなって大きく成長するのなら、やっぱり剥いたほうがいいのでは」という考えが頭に浮かんだということは、わたしも「ペニスは大きいが正義」という呪縛に囚われていることでもある。思いもよらぬ自分の本心が、露わになったようでツラい。

 

次は息子の番だった。助産師は、同じようにしておむつを取ると息子のペニスの皮を根元にずるっと引いた。さほど皮が伸びずにほんの少し頭が見えたところで、「ふぇえええ」と泣き出してしまった。うっすらと血も滲んでいる。

「この子の場合は、これくらいで大丈夫。血はすぐに止まるし、皮はきちんと伸びたから、明日から1日1回、今くらいのところまで剥いてあげて」とアドバイスを受ける。

そして3人目。3ヵ月の赤ちゃんの番だった。助産師が先ほどと同じく皮をずり下げると、ヨーグルトのような白いものでびっしりと覆われていた。驚いた母親が「ひっ!」と声をあげる。

「あら、この子は垢が溜まっちゃっているわね、大丈夫、拭けば取れるから」とお尻ふきシートで拭うと、ポロポロとはがれてようやくピンク色の亀頭の先端が見えた。月齢の高い子のほうが、恥垢も溜まっていると思いきや、どうやらそれはあまり関係がないようだ。

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それぞれの実践が終わった後に、「昔の子は裸になる機会も多くて、おちんちんもしょっちゅう触れたんだけど、最近の子はおちんちんで遊ぶ機会がない。癒着したまま、大きくなってしまう。だから、おちんちんに興味を持ち始めたら、『触っちゃダメ』なんて言わずにどんどん触らせること、そうすると、癒着もだんだんと取れるし、思春期になって自分で剥きたいと思った時に、楽に剥けるようになる」と言うようなことを説明された。

どうやら、「剥く」というのは、母親の手でズル剥けを目指すのではない、ということがようやくのこと理解できて、ほっと安心した。「ズル剥け」までにはしないのならば、最終的には本人の手で剥くことになる。それならば、心配していた「母親が介入しすぎ」ということにもならないだろう。

「包皮炎」と「癒着」を防ぐために、少しだけ剥くーーというのが、この悩ましき問題に出したわたしの答えだ。

実は話ベタのほうがいい。非モテこそセクシー路線を狙え。無理してかっこつけない「愛され男子」がいい。女は男のどこに魅力を感じているのか?これが最強のモテ技!