公営放送の「フェイク映像」で加速する、韓国の反日感情

旭日旗アレルギーはこうして煽られる
崔 碩栄 プロフィール

本編放送は不発に終わったが…

不幸中の幸いというべきか、この番組は予告編が放送されただけで、本編が放送されることはなかった。本編が放送されなかった理由は、この番組の前に放送された『根深い未来』シリーズの1部、2部の内容が問題となったためだ。

韓国の建国についての説明で過度な歪曲がなされ、北朝鮮に対して間違った認識を植え付けかねないという批判、つまり、反韓親北的な内容だという批判が起こったのだ。この影響を受け、独島を主題にしていた第3部の放送は見送られることになった。

 

予告編だけは放送されたものの、本編は放送されなかったのだからといって、大きな問題はなかったと簡単に片づけようとする人もいるだろう。だが、1回の放送で終わる本編と違って、予告編は何日も前から繰り返し放送される。

つまり、数日に渡って、旭日旗を掲げ独島に上陸しようとする日本軍の姿が、何度も予告編という形で放送され、数十万、数百万の視聴者たちの記憶に焼き付けられたということだ。見方によっては、副作用はたった1回の本編の放送よりも大きいかもしれない。

KBSだけではなく、韓国メディアによる反日フェイク報道は最近始まった問題ではない。その方法も画像や映像の捏造、意図的な誤訳、引用資料の捏造等様々だ。

しかし、それを指摘するマスコミ、評論家、専門家が殆どいないため、国民の多くはそれに気付かずにメディアの思惑通りに隣国(日本)に対する反感を抱いてきた。国民はある意味フェイク報道による被害者ともいえる。

KBSは公営放送だ。どの放送局よりも公正でいることが求められる公営放送が、当たり前のように写真を歪曲し、悪いイメージを持たざるを得ないような場面に旭日旗を載せ繰り返し国民に流し続ける、隣国に対する反感を煽り立てるような行為は本当に残念な行為だ。

このような「フェイク報道」が続く限り、韓国人に刷り込まれた「条件反射」、旭日旗アレルギーの治癒は望めそうにない。

「反日モンスター」を制御不能にまで大きくしてしまったものは何か?その支配の構造とは!?正真正銘の韓国人ノンフィクション作家が書く、「行き過ぎた反日」により理性を失った祖国の姿。