30代男性はなぜ他の世代よりも「包茎は恥ずかしい」と感じるのか?

女性官能小説家が徹底調査
大泉 りか プロフィール

涙ぐましい努力

そこで二つめの設問はこちら。

2.「常に剥けている」以外の人に質問です。剥くための努力をしたことがありますか。

20代、30代は「剥くための努力をしたことがある」が多数派だ。やはり若年層にも、「剥けていないのは恥ずかしい」という意識があるということだろうか。しかも、意外なことに、40代以上では逆転し、「剥くための努力をしたことがない」が優勢となる。

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とはいっても、この設問は「常に剥けている」以外の人が対象となる。ということは、40代以上で仮性・真正包茎の男性の半数以上が「剥くための努力をしたことがない」ということでもある(なんらかの方法で「常に剥けている」ようになった人は除外される)。ならば、ここから導きだされるのは「剥けば剥ける、剥かねば剥けない」という事実。では、その具体的な方法とはどういったものか。

【20代
・風呂で剥いてシャワーを当てる。トイレの際に剥く。
・輪ゴムで皮を剥けた状態にして縛った
・トイレに行く度に剥いたり、医療用粘着テープで固定するなど。
・通院…
・矯正リング
・泌尿器科に行って医師に相談した

【30代】
・雑誌広告のあやしい接着剤を購入、ネットで読んだ100均ヘアゴムを試す
・皮オナニーしないように気をつけている
・ビガーパンツ穿いたり皮剥いておくリング嵌めたりパンツ重ね穿きして皮を剥いたままにしたり
・唇に皿をはめ込んでいる部族をテレビで見て、これができるなら皮も伸ばせると思い毎日お風呂で皮を伸ばした。結果剥けるようになった。
・痛みに耐えて無理に向く、向いた状態を絆創膏などで固定する、など

【40代】
・シリコン性リング状の器具を装着。アイプチのような接着剤?を使用。気がついた時にめくる。
・仮性包茎用の接着剤的なものを使う
・矯正用の器具や薬剤を使ってみた。
・ペニス増大サプリ
・テープで引っ張ったままにしてみた。
・トイレに入るときや入浴時に剥きグセをつけようとした

 

正直なところ、我々女は、こうした男性たちの涙ぐましい努力をまるで知らない。だから、こうやって具体的な方法を知ると、なんともいじましく思える。剥けていることは努力の結石であると考えれば、「わぁ、すごい」と褒めるくらいのことはすべきとも思える。

が、そういった我々の態度が、剥けている男性に特権意識を持たせ、包茎をバカにする風潮に加担することにもなり得る。成し遂げた人の成果を称えるべきか、それとも、あくまでも「実用可」のラインさえ保っていれば、それ以上の細工は必要ないということを伝えるべきか、まことに悩ましい……。そもそも、男性は、「包茎」もしくは「仮性包茎」について、具体的にはどのように考えているのだろうか。