朴槿恵は完全な操り人形だった!「洗脳40年」驚きの真相

謎の死を遂げた告発者の証言を入手
金 香清 プロフィール

質問者が、朴槿恵が頻繁に自宅を訪れることについて崔太敏の妻がどう思っていたかを訊くと、チョはこう意味深に答えている。

「きっとプライドが傷ついたでしょうね。(朴槿恵は)最初からこれ(小指を上げる)だと。昔からそうだったと言うんです」

だが、崔一家は朴槿恵の存在によって、金が入り生活がよくなったため、特に不満を口にする者はなかったという。

チョは朴槿恵と崔太敏を「水と魚のような関係」だと表現している。チョ・スンジェの告発を読むと、このたびの青瓦台スキャンダルの根深さがわかる。

彼は結局、李明博が大統領に当選した翌日に持病によって急死する。あまりに急だったこととタイミングの問題から、その死因について疑問視する声が少なくない。

 

「完全に操り人形だった」

朴槿恵は賄賂の問題だけでなく、国政の大事な判断を崔順実にゆだねていた疑惑がかけられている。わかりやすい例では演説文を崔順実にチェックさせていたことだ。

青瓦台の書記官の携帯電話には、朴槿恵の演説文に対して崔順実が修正を指示する音声ファイルが残されており、実際その通りに演説文は読み上げられた。

朴槿恵Photo by GettyImages

このように朴槿恵が業務を崔一家に任せるのも、崔太敏時代から続いていたことだ。朴正熙が暗殺されたあと、自らが理事を務める育英財団や嶺南大学の仕事も崔一家に頼っていたと、チョは証言している。

「仕事を一緒にやると(わかるけど)、完全な操り人形でした」
「完全に何もわかっていなかった」
「何の能力もない者が、(大統領になって)何をしようと言うんだって話ですよ」
「本当に100%操り人形。仕事に関することも全部、私に相談して、一文字も変更なくそのまま進められた」

そもそも朴槿恵は自分で何かを決められる能力がなかったと言うのだ。その上、無責任だったことも指摘している。

「結果がよくないと責任転嫁を平気でやるんです」

嶺南大学では1987-88年に、学生29人から計4億3000万ウォンの寄付金を受け取って裏口入学させる事件が起き、学長が辞任している。チョ・スンジェは朴槿恵自らが裏口入学にかかわっていながらも、学長に罪をかぶせたのだと主張する。

チョ・スンジェによる告発について、朴槿恵は2007年当時、候補者を検証する聴聞会で「不正入学も何も、入学に関することは学長の責任で、他の人間はかかわることができない」「不正入学は学長の責任だ。私は当時、ヒラの理事だったのでそこにどうかかわるのか。不正入学問題は報告すら受けたことがない」と主張している。

チョ・スンジェは朴正熙の死後、崔一家に大金が舞い込んだとも語っている。

質問者「当時数十億ウォンも入手していたとはものすごい……」

チョ・スンジェ「ああ、大きな金だった。私も正確にはわからないが莫大な額です。いま3人(崔順実姉妹のこと)が持っている金がいくらでしたっけ?」

質問者「1000億ウォン以上だそうです」

チョ・スンジェ「その間、あの人たちが使った金もあるわけです」

質問者「それは10・26(朴正熙暗殺事件のこと)以降にできた金?」

チョ・スンジェ「そうですね、その前にはないですから」