値上がり必至!全国「優良マンション」実名ベスト200ランキング

北海道から沖縄まで全国主要物件を調査 
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川口、志木が再注目エリア

ランキングをよく眺めてみると、こんな時代でも値上がりする優良マンションの「条件」が見えてくるからおもしろい。

たとえば、最近では都心や地方でも駅近の好立地はホテルとも競合して入手が難しいうえ、資材費の高騰で割高になってしまう物件も少なくない。その意味で、「いまでは作りたくても絶対に作れないマンション」が、その希少性から値上がりの期待感が高まっている。

 

「典型的なのが、この好立地にこの規模感の物件は作れないと思わせる広尾ガーデンヒルズ(93位)、グランツオーベル南平台(175位)、深沢ハウス(180位)。

資材高の現在作ったら贅沢すぎて超高価格になってしまう、グランドヒルズ覚王山法王町(16位)コルティーレ山手町(19位)、THE ROPPONGI TOKYO(60位)、コアマンションけやき通りプレジオ(114位)なども同じです。

RYU:X TOWER The WEST(42位)を筆頭に、沖縄で『おもろまち』の物件が多くランクインするのも、人気街ながらここは米軍基地跡地が再開発されたエリアで、今後は新規開発の用地が少ないという希少性からでしょう」(前出・櫻井氏)

地域それぞれに目を向けると、神奈川と埼玉では「域内格差」がより鮮明になっていく。

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「まず、神奈川では川崎、みなとみらいの躍進が目立ちます。都心近郊では何より東京へのアクセスが物件力の差につながるので、品川駅へのアクセスがいい川崎が伸びるのは当然。そのうえ、みなとみらいはいまだ開発も旺盛なのでブランド力が落ちない。

一方、埼玉の再開発エリアは、東京に直通できない乗り継ぎが悪い駅でもバブル化し、価格が割高になり、今後はむしろ価格下落のリスクさえ出てきた。そのため、埼玉では川口、志木エリアのほうが、その割安感や都心へのアクセスの良さによって見直され始めている」(前出・榊氏)