トヨタ、ソニー…有名企業社員は見た「ウチの社長はこんな人」

社員だけが知る意外な素顔
週刊現代 プロフィール

ちょっとした時間の隙間を使って、ストレス状態から身心を解放させるための「趣味」に没頭する社長も多い。

明治安田生命保険の根岸秋男社長は、自称「ちょい鉄」――。

「社長になる前まで社内の『温泉友の会』仲間と、温泉よりもむしろローカル線巡りを楽しんでいた。昨年も夏休みには岐阜のローカル線を訪ねて、温泉につかっていました。

旅行では、時間の許す限り電車での移動を選択し、北陸新幹線ができた際もすぐに乗っていた。社員から見ると、『ちょい鉄』どころか、立派な『乗り鉄』に見える」

大和ハウス工業の大野直竹社長は、専門誌に寄稿するほどの映画好きだ。

「高校時代には映画研究会で年間200本も観ていたそうだが、社長になってからも『映画芸術』に映画評を寄稿するほどの映画好き。『男はつらいよ』シリーズの脚本はすベて読んでいる。歴代ベスト3のひとつは、『2001年宇宙の旅』だそうです」(同社社員)

キリンHDの磯崎功典社長は、「出身地の神奈川県小田原市にミカン畑を所有し、今年も40本から2tほどのみかんを収穫した」(同社社員)という。同じくビール業界ではサッポロビールの髙島英也社長が、「趣味は燻製作りで、こだわりのつまみをつくり晩酌を楽しむ」(同社社員)と、同業界でも社長の趣味は色々だ。

モスフードサービスの中村栄輔社長は、「ハンバーガーのメジャーであるアメリカに進出するのが夢。『ハンバーガー界のイチローになりたい』と言っている」(同社社員)。

おもしろくて魅力的な社長が一人でも多く増えることが、日本経済が躍進する力強いエンジンになるだろう。

「週刊現代」2017年2月25日号より