眠りが浅い、何度もトイレ、疲れが取れない…そんな悩みも即解決!

深い眠りと爽快な目覚めを取り戻す
週刊現代 プロフィール

寝すぎも寿命を縮める

また夕方以降、体の中に水分を取り込みすぎるのもよくない。塩は体に水分を貯めこむ原因となるので、夕食は塩分控えめの食事を心がけよう。酒の飲みすぎもよくない。どうしても塩辛いものが食べたくなるし、喉が渇いて目が覚めるということにもつながる。加えていびきをかきやすくなり、それが覚醒反応を起こす。

寝る前に体にため込んだ水分を出しておくのも重要だ。

「夜、一定時間、足を腰より上に上げた状態にしてから、トイレに行って寝るのが効果的です。人間の体の60~70%は水分です。昼間、起きているあいだは重力の関係で水分が足のほうへたまります。そのまま眠ると足にたまった水分が腰のほうに戻ってきて尿意を催すというわけです。

だから、ソファなどを使って、腰の位置よりも高いところに足を上げて置くだけで、まとまった量の尿を排出することができるのです」(菅原氏)

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いろいろ手は尽くしたが、一度目が覚めて起きてしまったら、また眠りにつくのが難しい。そんな夜もあるだろう。そういう時は腹を決めて、無理に眠ろうとしないことだ。無理をして浅い眠りを続けていると、身体が休まるどころか、かえって健康に悪いという研究結果もあるからだ。

 

「睡眠の質が悪いまま、長時間寝すぎることで、より病気のリスクが上がります。もちろん、睡眠不足は身体に悪く、睡眠時間が4時間未満の人は7時間睡眠の人に比べて死亡率が1.6倍高い。

一方で、9時間以上眠る人の死亡率も7時間睡眠に比べて1.6倍高いことがわかっています」(前出の白濱氏)

眠気がない時は眠ろうとしても眠れるものではない。よい睡眠を取るコツは、毎日決まった時間に起きて、昼間はできるだけ活動量を増やし、昼寝をし過ぎないこと。そして夜もはやく床に就き過ぎないこと。無理に寝ようとするより、起きるべき時間に起きる努力をするほうがいい。

よい眠りが得られれば、昼間の生活にも張りが出てくる。すべてがうまく回り始めるはずだ。

「週刊現代」2017年2月18日号より