解散、不倫、クスリ…2016年の「芸能界のウラ話」ぜんぶバラします

芸能記者覆面座談会
週刊現代 プロフィール

能年玲奈と新垣結衣の因縁

A 意外なところでは、『TOKIO』の山口達也が8月に離婚を発表し、記者会見を開いた。ジャニーズのタレントでは極めてめずらしいこと。

C ベッキーを教訓にしたんですよ。もともと離婚は時間の問題でした。マスコミに書かれる前に会見を開いて「自分が悪い」と潔く頭を下げました。離婚で男を上げた珍しいパターンです。

B ジャニーズ事務所は結婚についても考え方が変わってきたように思えます。
『V6』の長野博が女優の白石美帆との結婚を発表しました。これで、「結婚は1グループ一人まで」という暗黙の掟が破られた。

背景には、NHK「あさイチ」の司会を務める井ノ原快彦の成功がある。彼は良きパパという地位を確立し、結婚後仕事の幅を広げました。ジャニーズには結婚適齢期のタレントがいっぱいいますから、'17年は結婚ラッシュの可能性もあります。

A 第一候補は宮﨑あおいと交際中の『V6』の岡田准一。事務所へは「僕は宮﨑さんと真剣に交際しています」と報告済みだと聞いている。女性週刊誌に二人の交際に関する記事が掲載されたときも、事務所はスポーツ紙がこれを追いかけて報じることにストップをかけなかった。

C 大穴は森田剛でしょう。もし交際中の宮沢りえとゴールインすれば大金星だと思います。

A それでも『嵐』については「まだ誰も結婚させない」という意向があるだろうな。

B もし結婚を許すのであれば松本潤が最初という暗黙の了解がある。井上真央と10年愛を貫いてきました。

C 井上真央は事務所を移籍しましたが、これが結婚にどう影響するか。松嶋菜々子を育てた前の事務所の社長なら、メリー氏と親しいので、結婚もしやすかったのに……。

A 今年後半は、TBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』が大ブームになったけど、これは実は、「のん」に改名した能年玲奈の独立騒動が影響しているらしい。

C それはどういうことですか?

A 主演の新垣結衣はガツガツ仕事をするタイプではなかった。ところが、所属事務所のエース候補だった能年がいなくなったことで、事務所も新垣に頼らざるをえなくなった。本人も奮起してドラマのオファーを積極的に受けて、再ブレイクにつながったというわけだ。

B 一方の能年にも希望が見えてきましたね。いまだに元所属事務所が激怒している状況に変わりはないけれど、能年には『あまちゃん』に主演したネームバリューがある。8月には岩手県知事が「のんに活躍の場を」とバックアップを表明し、県のイベントに能年が登場しました。

C 芸能界のしがらみも県知事には関係ないですからね。これで風向きが変わった。さらに声優を務めた映画『この世界の片隅に』が大ヒットして再評価され、NHKも彼女をゲスト出演させた。元所属事務所に気を使っていたテレビ局も能年を起用したいと思い始めています。

 

A TBSは『逃げ恥』をはじめ、'16年冬クールのドラマ『砂の塔』や『IQ246』が10%前後の安定した視聴率を記録して、復調が見えてきた。

B それらのドラマは、タイムシフト視聴率(1週間以内に録画再生された視聴率)の数字も好調なんです。スポンサーの手前、局内で大々的に謳うことはできませんが、盛り上がっていますよ。一方、フジテレビのドラマはリアルタイムの視聴率もタイムシフトの視聴率も惨敗しています。出口が見えない。

C いまだにフジのドラマはキャスティングありきですから。

A '17年1月クールの目玉である草彅剛の主演ドラマは、元マネージャーの飯島氏がずいぶん前に決めていたもの。他には小雪が貧しいシングルマザーを演じるヒューマン・コメディなど、大人の視聴者層に受けるのかは疑問がある。

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海老蔵は大好きな酒をやめた

B ドラマだけではなく、バラエティも他局の人気番組を焼き直した企画ばかり。フジは人事異動がひんぱんで、視聴率が大コケすると飛ばされてしまうという恐怖心から、現場のスタッフに冒険しない雰囲気が蔓延していますよ。

C そのくせ上層部は'80~'90年代の成功体験に囚われている。私の知人のフジの若手は上司から「またポルシェに乗れるような時代にしよう」と言われたそうです(笑)。

B 先日、バラエティ部門のトップである制作局第二制作センター室長の夏野亮氏がレコード会社の女性社員にセクハラをしていることが発覚。フジが相手の会社に正式に謝罪しているにもかかわらず、夏野氏にはなんの処分もなかった。若手のスタッフがやる気を失っても無理はない。

A '17年も低迷は続きそうだな。フジの先行きはともかく、芸能記者が皆心配しているのは、小林麻央さんの体調だ。

C '16年の8月が山場と言われたこともありましたが、それも乗り越えた。今は少しずつ良い方向に向かっている。放射線治療が一段落して現在は自宅で療養中です。

B 歌舞伎関係者によれば、夫の市川海老蔵は夏から一滴も酒を口にしていないそうです。あれだけ酒が好きだった男が断酒して願掛けしているというんです。海老蔵は12月25日まで京都で公演しており、家族と会えるクリスマスの夜を心待ちにしている。

A '17年は麻央さんが元気な姿を見せてくれることを願うばかりだよ。

「週刊現代」2016年12月31日・1月7日合併号より