【PR】魔裟斗が「公園デビュー」した日
〜不妊治療、育児…一番変わったのは自分だった

MASATO

魔裟斗

2017.01.10 Tue

左から、栗林さみさん、魔裟斗さん、日本生命商品開発部・渡邊隆信さん

現在、日本では夫婦と子どもで構成される核家族が全世帯数の28.8%※1、共働き世帯数は年々増え続け、1,065万世帯※2となり、家庭における男女の役割が変化している。ふたりの子どもの父親である格闘家・魔裟斗さんに、不妊治療、出産立ち合いを経て、どう家事・育児に関わっているかを聞いた。
前編に続き、日本初の特定不妊治療に対応した保険「ニッセイ 出産サポート給付金付3大疾病保障保険 ChouChou!(シュシュ)」開発担当の日本生命商品開発部・渡邊隆信さんとフリーアナウンサーの栗林さみさんとともにお送りする。(前編はこちら)(取材&文・大場祐子/写真・村田克己)

※1 平成26年国民生活基礎調査(厚生労働省) ※2 平成25年度共働き世帯数の推移(内閣府男女共同参画局)

夫の支えと妻の意志。二人三脚で成し遂げた

栗林 4年にも及ぶ不妊治療、おふたりとも大変だったと思います。魔裟斗さんは、普段の生活の中でどうやって奥様を支えてきたのでしょうか?

魔裟斗 最初の頃、妻は、寝る時間を犠牲にして、仕事も家事もやっていたので、「本当にほしいなら、何もしなくていいよ。子どもを産むことだけを考えて、規則正しい生活をするように」「自分の身体を大切にして」と言いました。以前は、僕が遅寝遅起きで、毎日夜中まで起きていて翌日は9時、10時まで寝ているような生活だったため、妻も一緒に生活のリズムが乱れていました。僕がまず早寝早起きに変えて、妻も習慣化。早寝早起きをすると、格闘技で体力を消耗した後も疲れ方が変わることを実感したので、妻にも勧めましたね。仕事を通じて知った身体に関する知識は、全部伝えました。

栗林 魔裟斗さんの言葉や態度、すごく励みになったでしょうね。

魔裟斗 僕は、おなかの中にいた子の心臓が止まったとき、不妊治療をもうやめてもいいと思いました。いや、それまでも何度も諦めてもいいかなと思う局面がありました。

渡邊 でも、諦めずに続けられたのですね。

魔裟斗 僕の兄夫婦にも子どもがいなかったので、そうなると将来“家”がなくなるわけですよね。妻は「家の歴史をつないでいく」ということを真剣に考えていたようで。「絶対、諦めない! 子孫を残さないといけない!」と言っていました。最初にその話をされたとき、自分自身まだ20代で、そんなことを考えたことがなかったので驚きました。女性って、男性よりも考え方が大人ですよね。

栗林 考え方も素晴らしいですが、奥様、相当強いハートの持ち主ですよね。

魔裟斗 4年もの不妊治療を振り返っても「諦めるなんて、一回も考えたことがなかった」と言っていました。がまん強いし、一度決めたらとことんやる人ですね。まぁ、だから、僕の嫁なんですけど。

一同 おーっ、かっこいい!

ひとり目もふたり目も出産は、ふたりで闘った

栗林 ところで、出産、立ち合われたんですよね?

魔裟斗 はい。昼の1時に分娩室に入って、仕事があったので途中で抜けて、戻って、生まれたのが夜の12時前。妻は、意外とゆったりとしていて、僕と会話をしたり、笑ったりしていましたよ。主治医の先生が病室に姿を見せるのは出産が近くなってからなので、先生が現れたときには、「先生が来たから間もなく出てくるんじゃないか?」等と話しかけていました。そして、骨盤が開いてきて、風船みたいにおしりが大きくなってきて。いよいよ出てくるというときに、先生から「寝台に乗っちゃってください!」と言われ、乗っておなかを押していました。

栗林 そのとき魔裟斗さんは「えっ!? 乗っていいの?」みたいな反応だったんですか?

魔裟斗 いや、考えている場合じゃなかったですね(笑)。よく出産シーンって感動すると言うじゃないですか。でも、実際は、「よくがんばった、お疲れさん!」という感じでした。

栗林 なかなかのファイトだったんですね!

魔裟斗 この日一日で、僕自身、体重が1.5kg痩せましたから(笑)。

渡邊 それはすごい! 実際の試合のようですね!(笑)

栗林 おふたり目のときはどうでしたか?

魔裟斗 ふたり目は自然妊娠で、帝王切開でした。先生が「どうぞ」とおっしゃってくれたので立ち合いました(笑)。下半身麻酔で意識があったので、このときも妻と会話していましたね。ただ、出血がひどくて、妻の顔色がみるみる悪くなっていき…。しかも、前置胎盤(胎盤が子宮の出口にかかっていたり、覆っていたりする状態)だったので輸血はできない。妻は僕の顔が見えていましたから、「(僕の)表情が険しい。どうしたの?」と不安に思ったでしょう。ある意味、賭けみたいな感じでハラハラでしたよ。でも、なんとか無事に生まれて、ほっとしました。

渡邊  なるほど。おひとり目、おふたり目と様々な苦労があったのですね。今回発売した「シュシュ」は、出産回数に応じて給付金が増える仕組みなので、お子さまを2人、3人欲しいと考えてるかたを少しでもサポートできればと考えています。

妻を見ていて、家事や育児もやりたいと思った

渡邊 私自身まだ子どもがいないのですが、当社は、男性の育児休暇取得が100%なのでイクメン社員がたくさんいます。魔裟斗さんは育児にどう関わっていますか?

魔裟斗 上の子が幼稚園に入るまでは、毎日のように僕が公園に連れて行っていました。そして、公園で遊ぶ子どもたちを見ていたら、ここは子どもが最初に触れる“社会”だと思ったんですね。遊び道具を他の子どもに取られて嫌な思いをしたり、「貸して」「どうぞ」みたいなやり取りを通じて、思いやりや優しさを知ったり。乱暴な子もいれば、おとなしい子もいる。いろいろな子どもと接しながら、人と人とのコミュニケーションを覚えていくんだなと思いましたね。

栗林 それは素敵なエピソードですね。公園デビューは、スムーズにできたんですか?

魔裟斗 いいえ(笑)。うちの子は、しばらくひとりぼっちでした。子どもって、不思議なことに親同士が会話していると、「このママの子と遊んでもいいんだな」と安心して遊びだすんですよ。平日の公園はママばかりで、男は僕ひとり。明らかに、壁がありました。これは親である自分が壁を取り壊す努力をしないといけないと思いましたね。まず、かけていたサングラスを外し、なるべくソフトな笑顔で、話しかけられやすい雰囲気を演出しました。男の僕からママたちに話しかけると怪しいので、ひたすら話しかけられるのを待つ(笑)。そんな感じで、徐々に打ち解けていきました。

渡邊 なるほど、色々努力されたんですね! さすがです。

栗林 お子さんのためにそこまでやるなんて…。自分自身、そういうふうに変わるとは想像していなかったのではないですか?

魔裟斗 そうですね。子どもを通じて自分が成長できたと思います。そして、公園で子どもが遊ぶ姿を見るうちに、この子に弟か妹がいたらいいなと思うようになりましたね。最初は、ひとり生まれただけでも大満足だったのですが。

栗林 いいお話です。魔裟斗さんがそんなに育児に協力しているとは知りませんでした!

魔裟斗 うーん、協力じゃないんですよ。僕は普通の会社員と違って、家にいることも多いので、そうすると妻が家事・育児で大変なのがわかるじゃないですか。子どもを持つ女性は、朝起きて食事の用意をして、掃除して、幼稚園に子どもを連れて行って、迎えに行って、習い事に連れて行って、夕食つくって。そして、一日が終わる。自分の時間がほとんどない。そんな様子を見ているので、僕がやれることは、僕がやりたいと思ったんです。育児だけでなく、掃除したり、朝食つくったりもしますが、まぁ、やれる範囲でやっている感じですよ。

渡邊 イクメンですね! やれる範囲とおっしゃいますが、奥さんが専業主婦だとしたら、普通の会社員は任せっきりになってしまうと思います。

魔裟斗 公園で親しくなったパパは、朝6時に家を出て、夜9時頃に帰ってくると言っていましたから、会社員は大変だなと思いますよ。僕が思うには、家族を養うために働く大変さと、家事や育児の大変さをお互いが分かりあえるのがいいんじゃないでしょうか。妊活・不妊治療にはじまって子育てまで、夫婦が楽しく暮らすことがいちばん。そのためには、互いのことをしっかり理解し合う、ということですよね。

渡邊 おっしゃる通りです。

栗林 今日は素敵なお話を聞かせてもらいました。ありがとうございました。

<了>
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魔裟斗 (まさと)

K-1 WORLD MAX 2003 2008 世界王者。1979年生まれ。「反逆のカリスマ」のニックネームで「K-1 WORLD MAX」の牽引者として活躍。スピードとテクニックを生かしたファイトスタイルで、2003年には日本人初の「K-1 WORLD MAX」世界王者に君臨し、2008年にも2度目の世界制覇を成し遂げる。その翌年の12月31日に現役を引退。妻は女優・タレントの矢沢心。夫婦で不妊治療に取り組み、2012年6月に待望の第一子が誕生。2012年には「第5回ペアレンティングアワード」の「パパ部門」を受賞した。