ネイティブも認めた!怖いくらい通じる「カタカナ英語」の法則

脳科学に基づく目からウロコのメソッド
池谷 裕二 プロフィール

この本の前身は2004年に上梓した『魔法の発音 カタカナ英語』(講談社)という単行本です。これを「持ち運びしやすい大きさに」という意図で『怖いくらい通じるカタカナ英語の法則』という書名で講談社ブルーバックスから再出版しました。

これら前著の読者からいただきましたご意見を反映し、我流だったカタカナ法則を念入りに練り直しました。とりわけ数名のバイリンガルの読者からいただきました丁寧なコメントは大変心強いものでした。これによって確度が数倍はアップしたものと思います。

前著では、付属の音声CDのせいで本が開きにくいという声がありました。そこで、昨今の時代の流れもあり、音声CDはとりやめ、インターネットから発信することにしました。

そこでは「日本人によるカタカナ発音」と「ネイティブスピーカーによる本物の英語」を比較しながら聴くことができます。音声を参考にしながら発音練習することで、効果的な習得が期待できます。

なお、ネイティブスピーカーとして音声収録に参加してくださったデアドリ・イケダさんによれば、本書のカタカナ法則は世界のどこでも有効だろうということですが、ニューヨークなどのアメリカ東海岸でより効果を発揮するはずだということです。

イケダさんの発音はアメリカ西海岸のものだそうで、英語に耳が慣れてきたら、こうした地域による微妙な違いを味わうこともまた、旅行や映画の楽しさを増すことに繋がるでしょう。

最後になりましたが、こんな奇抜な本を出したいという私の希望を叶えてくださいました講談社の篠木和久さん、講談社ブルーバックスに移行する際に多くのご意見をいただきました髙月順一さんに感謝します。

また、私の英語下手に根気強く付き合ってカタカナ発音のコツを丁寧に教えてくれた留学先の研究室のメンバーBrendon O. Watsonさん、Carlos Porteraさん、Jason Macleanさんに感謝します。

ボストン生まれの友人であるNeil Grayさんには、講談社ブルーバックスとして刊行するにあたって、本書のすみずみまで丁寧に発音法則を再チェックしてもらいました。その彼が「これはすごい! 本当に通じるじゃないか! 考えてもみなかったけれど、この発明は多くの日本人にとって朗報だね」とコメントしてくれたことは大変励みとなりました。

そして何より、英会話に奮闘する日々を近くで支えてくれる妻に感謝したいです。妻には本書にちりばめられた挿絵と、付録音声の日本人代表としても協力してもらいました。

著者 池谷裕二(いけがや・ゆうじ)
1970年、静岡県藤枝市生まれ。薬学博士。現在、東京大学薬学部教授。脳研究者。海馬の研究を通じ、脳の健康について探究をつづける。文部科学大臣表彰(若手科学者賞)、日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞、塚原仲晃記念賞などを受賞。主な著書に『記憶力を強くする』『進化しすぎた脳』『単純な脳、複雑な「私」』『自分では気づかない、ココロの盲点 完全版』(以上、講談社ブルーバックス)、『海馬』『脳はこんなに悩ましい』(ともに共著、新潮文庫)、『脳には妙なクセがある』(扶桑社)などがある。
 
怖いくらい通じるカタカナ英語の法則 ネット対応版
ネイティブも驚いた画期的発音術

池谷裕二=著

発行年月日: 2016/10/20
ページ数: 224
シリーズ通巻番号: B1987

定価:本体  960円(税別)
(前書きおよび著者情報は初版刊行時点のものです)