侍ジャパン小久保監督の背中を押した恩師・王貞治の言葉

島地勝彦×小久保裕紀 【第4回】
島地 勝彦 プロフィール

シマジ だいいち“侍ジャパン”ってネーミングがいいよね。

小久保 これはぼくが仕えた3人目の監督である原さんが、WBCの2回目の監督になったとき、「星野ジャパン」とか「王ジャパン」とか「原ジャパン」ではなく、日本球界で脈々と受け継がれるようなネーミングにしようということで“侍ジャパン”を提案されたんです。

この話もよく選手たちにするんですが、「監督のカラーのチームじゃない。日本を代表するトップ選手が集まるチームだ。それを象徴したネーミングが“侍ジャパン”だ。そこには責任と義務があるんだ」と。

立木 小久保監督、この辺で終わったほうがいいですよ。こいつはさっきからカンニングペーパーを堂々と読んでいるんですから。シマジのずうずうしさには改めて感動したよ。お前は凄い!

小久保 とんでもない。今日は楽しい対談でした。

シマジ そう言ってくれて救われました。ありがとうございました。

〈了〉

小久保裕紀 (こくぼ・ひろき)
1971年、和歌山県和歌山市生まれ。和歌山県立星林高校から青山学院大学に進学。92年のバルセロナ五輪には、選手中唯一の大学生として参加。93年、青山学院大学史上初の大学野球日本一に主将として貢献。同年秋のドラフトで福岡ダイエーホークスに2位で指名され入団。95年にホームラン王、97年に打点王を獲得。福岡ダイエーホークスの主将として、99年日本一、2000年リーグ制覇を達成。04年シーズンより読売ジャイアンツに移籍。07年福岡ソフトバンクに復帰し、12年現役引退。著書に『一瞬に生きる』がある。
島地勝彦 (しまじ・かつひこ) 1941年、東京都生まれ。青山学院大学卒業後、集英社に入社。『週刊プレイボーイ』『PLAYBOY』『Bart』の編集長を歴任した。現在は、コラムニスト兼バーマンとして活躍中。『甘い生活』『乗り移り人生相談』『知る悲しみ』(いずれも講談社)『バーカウンターは人生の勉強机である』(阪急コミュニケーションズ)『お洒落極道』(小学館)など著書多数。Webで「乗り移り人生相談」「Treatment & Grooming At Shimaji Salon」「Nespresso Break Time @Cafe de Shimaji」を連載中。最新刊『蘇生版 水の上を歩く? 酒場でジョーク十番勝負』が好評発売中

著者: 開高健、島地勝彦
蘇生版 水の上を歩く? 酒場でジョーク十番勝負
(CCCメディアハウス、税込み2,160円)
1989年に刊行され、後に文庫化もされた「ジョーク対談集」の復刻版。序文をサントリークォータリー元編集長・谷浩志氏が執筆、連載当時の秘話を初めて明かす。

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著者: 島地勝彦
お洒落極道
(小学館、税込み1,620円)
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