誰も教えてくれなかった「キス」の間違い・勘違い

基本から応用まで

口内にある代表的な性感帯といえば、指で触るとザラザラしている上あごの部分と、プニュプニュと柔らかな舌裏の部分。

上あご部分は軽く刺激するほど感じるので、柔らかくした舌先でそっとなめます。舌裏は、相手の舌の下に、自分の舌をすべりこませて、力まずに舌先を軽く動かします。そのほか、歯茎が感じやすいという人もいるようです。

舌の挿入によって、ムードが高まったら、舌と舌をからめていきます。ここでも舌に力を入れず、なるべく柔らかくするのがコツ。

また、舌を相手の口に交互に出し入れさせるインサート・キスは、直接的にセックスを連想させます。舌は女性が挿入感を味わえる唯一の器官なので、女性は自分から挿入した感覚を得ることで、ぐっと積極的になる場合も。

このあたりにくると、もはや単なるキスではなく、性愛そのものになってきます。

舌のトレーニング

Q 不器用なのか、舌が思うように動かず、キスをしていると疲れちゃいます。

〝一日に10分だけでも、舌や唇のトレーニングをすることをおすすめします。(中略)舌を大きく突き出して、くるくる回す。あるいは、舌の先をまるめる練習をする。これだけで、一週間もすると、驚くほど、よく舌が動くようになります〟(ドクトル・チエコ 婦人倶楽部 1973年1月号「唇の技術」より)

このくらいならば、簡単にできそうです。日本人は一般的に欧米人に比べて、舌の動かし方が不得手だといわれています。これは、あまり舌を動かさずにしゃべる「日本語」という特殊な言葉の影響が大きいのだとか。

でも、簡単な舌のトレーニングをすれば、誰でも欧米人のような上手なキスに近づけます。上手なキスとは、舌による速い動き、ゆったりした動きの両方と、繊細、大胆な動きの両方ができることです。

その練習方法として、まず、舌を出したり入れたり、出した舌を左右に動かしたりしてみましょう。次に、舌を時計まわり、逆時計まわりに回す回転運動をします。溶けそうなソフトクリームやアイスキャンディーの表面を、舌先でしずくを落とさないようになめていくトレーニングもおすすめ。小刻みな速い動きをマスターするために、舌先を軽く上下に動かして、パタパタとはばたくような感じで上唇と下唇を素早くたたく、といった練習も効果的です。

舌を自在に動かせるようになれば、ひたすら無我夢中で相手の口に舌を入れていた稚拙なディープキスからは卒業です。