龍馬強し! NHK大河ドラマの影響で、
ゆかりの地が人気に!

"龍馬vs西郷" 興味を持つ年齢層の違い
順位 都道府県名 %
1 京都府 40.8
2 奈良県 30.1
3 鹿児島県 17.1
4 宮城県 16.8
5 東京都 16.1
6 高知県 15.9
7 山口県 14.6
8 大阪府 13.9
9 岩手県 12.9
10 長崎県 12.7
11 北海道 12.0
12 愛知県 10.7
12 青森県 10.7
14 石川県 10.5
15 熊本県 9.7
16 兵庫県 9.5
17 福島県 8.9
18 神奈川県 8.8
19 新潟県 8.7
19 山形県 8.7
21 長野県 8.6
22 岐阜県 7.9
22 福岡県 7.9
24 栃木県 7.1
25 沖縄県 6.7
25 島根県 6.7
25 広島県 6.7
28 山梨県 6.6
29 岡山県 6.5
30 静岡県 6.3
31 愛媛県 5.7
31 福井県 5.7
33 宮崎県 5.6
34 茨城県 5.5
34 滋賀県 5.5
36 和歌山県 4.8
37 三重県 4.6
38 富山県 4.5
39 群馬県 4.3
39 佐賀県 4.3
41 徳島県 4.0
42 秋田県 3.7
43 香川県 3.6
43 千葉県 3.6
45 鳥取県 2.7
46 埼玉県 2.2
47 大分県 1.9

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」の影響で、龍馬ゆかりの地への観光や、龍馬関連のグッズ販売はとても好調のようです。

 長崎歴史文化博物館内にで開催されている「長崎奉行所・龍馬伝館」の入館者数が、1月9日のオープンから3ヶ月で10万人を突破しました。

 また、こちらとほぼ同時期に、市の中心のアーケード街でオープンした、テーマ館「長崎まちなか龍馬館」の入館者数は5万人になりましたし、土佐・龍馬であい博(龍馬博)の「県立坂本龍馬記念館」の入館者は、前年同期比の3.5倍余りになりました。

 まもなくやってくるゴールデンウイークの、国内ツアーの申込状況を見ると、長崎と高知は例年を大幅に上回っているようです。

 歴史的な著名人などの"歴史資源"を、観光や商品販売などで活用することは、とても効果がありそうだと、こうした状況を見てもわかります。

"魅力的な人物"を連想しやすい都道府県はどこか?

 では、魅力的な人物を連想しやすい都道府県はどこでしょうか?

 地域ブランド調査2009で「歴史人物、著名人、職人などにゆかりがある」というイメージの強さでランキングを作成してみると(右表)、第1位は京都府となりました。

 イメージ想起率は40.8%、つまり回答者の4割を越える人がこのイメージを持っているということになります。

 では、それはいったい誰なのか? 

 インターネットや、当調査の自由意見欄に書かれた内容を探ってみると「新撰組」が多いようです。他には「義経」、「弁慶」など、京都をゆかりとする歴史上の人物が非常に多いのも、京都府がダントツの1位となった理由でしょう。

 第2位は奈良県。

 京都との差は10ポイントありますが、3位以下よりは13ポイントも高く、その席はしばらく安泰でしょう。イメージの中心となる人物は聖徳太子。現在、平城遷都1300年祭が開催中で、奈良や聖徳太子の注目度もさらに高まりそうです。

 3位は鹿児島県。

 鹿児島といえば、まず思い浮かぶのが西郷隆盛と大久保利通です。また、九州新幹線の全面開通で、県への注目度もアップしています。

 さて、冒頭で紹介した「県立坂本龍馬記念館」のある高知県は6位、長崎県は10位でした。龍馬ゆかりの地がそろって10位以内に入ったことから、その関心の高まりがうかがえます。

   ∴

 回答者の年齢別に分析してみると、高知県に「歴史人物、著名人、職人などにゆかりがある」というイメージを持っている人の割合は、年齢が高くなるほど比率が高まりました。20代が10.4%であるのに対して、50代ではもっとも高く25.0%にも達します。そして、60代以上になってはじめて、13.3%と弧を描いて下がります。

 この傾向は長崎県も同様で、年齢別のピークはやはり50代で19.0%でした。ただ、長崎県の場合は、20代以下が12.7%と、やや高いのは修学旅行などの影響でしょうか。

 ちなみに鹿児島県の場合は、50代の回答者では15.9%だったのに対して、60代以上では25.9%と高いのが特徴です。坂本龍馬と西郷隆盛では、興味を持つ人の年齢層が違うということなのかもしれません。

<調査概要>
・調査方法 インターネット調査
・回答者  20代~60代の消費者を男女別、各年代別、地域別にほぼ同数ずつ回収し、日本の縮図になるように、年齢や地域人口の分布にあわせて再集計した
・有効回収数 32,124人(一人の回答者は20の市区町村について回答。したがって自治体ごとの回答者数は平均で606人)
・調査対象 全国1000の市区町村(全783市+東京23区+194町村)と47都道府県
・調査時期 2009年7月3日~7月9日
・調査項目 認知、魅力、情報接触、観光意欲、居住意欲、情報接触経路(「旅やグルメに関する番組」など15項目)、訪問経験(「観光のため」など11項目および訪問率)、地域資源評価(「街並みや魅力的な建造物がある」など15項目)、まちのイメージ(「歴史・文化のまち」など13項目およびイメージ想起率)、産品購入意欲(食品、非食品で自由記述)・・・計63項目
・詳しくはこちらより
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