有名女性タレント「あの人はいま」30人の足跡を辿る~バラエティ&セクシータレント編

西尾三枝子、石井めぐみ、高瀬春奈、服部真湖…
週刊現代 プロフィール

♪ミスター・サマータイム~のメロディで有名な、'78年のカネボウ化粧品のCM。夏目雅子らに続く形で、同年の夏のキャンペーンガールとして鮮烈にデビューを果たした、服部真湖(55歳)が、当時を振り返る。

「当時の私はまだ17歳。キャンペーンがヒットして、モデルや女優のお仕事がたくさん舞い込んでくるとは想像もしていませんでした」

忙しい時には、ドラマ撮影を3本掛け持ちし、スケジュールも「27時半終わり」と決まっていたほど。すっかり売れっ子となった服部だが、'84年に突然拠点をニューヨークへ移す。

「売れているというだけで特別扱いされることに、違和感を覚えていたんです。それで『誰も私を知らないところに行けば、新しい発見があるかも』と思い、単身ニューヨークへ移り住みました。

ニューヨークは物価が高くて、手持ちのお金も3ヵ月くらいで底をついてしまいました。そんな時、日本のテレビ局から『レポーターをやりませんか?』というお誘いを受けて、それでしばらくの間は食いつないでいましたね」

これをきっかけにテレビレポーターとして仕事の幅を広げることに。これまでに合計90ヵ国以上の国々を旅してきたそうだ。そんな服部が今力を注いでいるのが、日本舞踊だという。

「デビュー当時はあまり公表していませんでしたが、実は母の影響で、6歳の時から日本舞踊をやっています。ハーフや帰国子女と勘違いされる方も多いんですが、私は日本橋は人形町生まれのちゃきちゃきの下町っ子(笑)。今は得意の日本舞踊を通じて、海外の方に日本の文化を紹介しています。頑張って稽古した甲斐もあって、名取にもなりましたよ」

かつて歩んできた道に見切りをつけて、新天地で活躍の場を広げる者もいれば、今も同じ道にこだわり続ける者もいる。それぞれ生き方は異なっていても、彼女たちは今日という日を力強く生きていた。

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「週刊現代」2016年7月23日・30日合併号より