「動画広告はもっと面白くならないのか」に対する、ひとつの答えを出した企業

現代ビジネス編集部 プロフィール

広告の世界を、より魅力的なものにしたい

Viibarの強みのひとつは、登録者が国内にとどまらないことだろう。映像制作のノウハウ、センスをもっていれば、海外にいながら日本の企業の動画制作を請け負うことができる。実際、スペインやハワイ在住のクリエイターもViibarで活躍しているという。

「優秀なクリエイターに、活躍できる機会を提供したいという気持ちもありました。従来の広告制作の世界は、昔からの付き合いや、顔見知りと仕事をするということが多い。もちろん、その利点もありますが、一方で新しいクリエイターを起用する機会が少なくなるというデメリットもあります。

ウェブ上でのマッチングサービスなら、クライアントの望みを実現できるアイデアを提案した人の勝ちですから、非常にフェアです。クリエイターを育てたいとか、そういう『上から目線』の気持ちはあまりなく、彼らにオープンな「機会」を提供したいという気持ちが強いですね。

最終的な目標のひとつは、『動画広告ってスゴイな、新しいな、楽しいな』と皆さんが思うようになってくれることです。先にもお話ししましたが、ウェブ広告は邪魔だとか、つまらないとかいうイメージがまだまだ強いと思います。

アドブロックのような機能がどんどん普及していますが、ウェブ上のコンテンツの大半が広告モデルで成り立っているわけですから、広告がなくなれば、ウェブの世界の足元がどんどん弱くなって、つまらないものになってしまう…そのことを危惧しています。だから、広告を魅力的なものに変えていかなければならない。

多方面から様々なクリエイターが参加してくれるようになれば、それは可能だと思っています。Viibarが動画広告の世界を面白くした――そんな風に言われるようになれば、本望ですね」