痛風の「本当の恐怖」をあなたはまだ知らない〜激痛と重篤な副作用、どっちを取りますか?

尿酸値を下げるには

「太っている人は体重を減らすのが、いちばんいい。また、体重を減らすだけではなく、水分を多くとることです。尿量が減ると、尿酸の排出が悪くなるからです。

お酒は、毎日飲む人と時々飲む人とでは、一回の量がそれほどではなくても毎日飲む人のほうが尿酸値が上がりやすい」(細谷氏)

だが、そう簡単に生活習慣を変えて尿酸値を抑えることができるのなら、そもそも薬の厄介になることはない。

くり返しになるが、痛風の薬が恐ろしいのは、一度飲み始めると、「ほぼ永久に飲み続けなければならない」ということだ。冒頭の佐藤氏が語る。

「それだけ、激痛のトラウマが強烈なのです。私もかなりダイエットに努力して5キロやせました。それでも、まだ尿酸値は要注意域といわれる7を超えています。たとえほぼ治っていたとしても、痛みがぶり返すのが怖くて、薬を飲み続けるしかないですね」

激痛から逃れるために一度薬に手を出すと、そこから先は永遠に蓄積していく副作用の恐怖が待っている。アレキサンダー大王やカエサルも悩まされたため「贅沢病」と称される痛風だが、その恐ろしさも「帝王級」だ。

「週刊現代」2016年7月2日号より