「被害者」たちが告白!メジャーな風邪薬や降圧剤…医者に出された薬で死にかけました

本質的に薬は「毒」

松田医院和漢堂院長の松田史彦氏が語る。

「81歳の女性で、夜こっそりなにかを食べたり、朝食を3回食べた り、認知症のような行動をとる女性患者を診ました。しかし、よくよく聞いてみると今まで血圧の薬を朝しか飲んでいなかったのに、朝晩飲むようになっているということがわかった。

この患者さんは降圧剤の飲みすぎで脳の血流も下がっていて、ぼけたようになっていたのです。その証拠に薬の量を元に戻したところ、症状は治まった」

このように降圧剤の飲みすぎは、さまざまな副作用を引き起こす。

弘中保志さん(74歳・仮名)は、高齢者施設に暮らすようになってから急にめまいに悩まされるようになった。

「それまでこんな症状はなかったのですが、頻繁にめまいや頭痛がするようになった。

心配になって施設の外の医師に相談したところ、原因は下剤ではないかといわれた。確かに、便秘気味だったので施設ではよくマグラックスという下剤を出されていた。たかが下剤でこんなにめまいがするなんて信じられませんでしたが、薬をやめたら症状もぱたりとやみました」

長尾クリニック院長の長尾和宏氏が解説する。

「日本では酸化マグネシウム製剤という下剤をよく使うのですが、これは国際的に見ても日本だけでよく使われている。多量に飲むと高マグネシウム血症を起こし、認知機能の障害やめまいを起こす場合がある。高齢者施設では、便秘の人に気軽に処方されていますが、このような副作用があることを知らない医師やスタッフが多い」

たかが下剤と思って飲み続けていると、知らないうちに認知症が進行しているかもしれないのだ。